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DOL小説について



DOLラー向けの転生小説である


【大航海が夢の跡 
~まったりゆったり航海中♪~】


を掲載しました♪(≧▽≦)

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第43話「サバイバル 1」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第43話 「サバイバル 1」











うっ……

 


…ここは?



先程のサイクロンが嘘のような穏やかな海に


左右には白浜が遠くまで続く

スコップ


目の前には鬱蒼(うっそう)としたジャングルが延々と広がる。



俺は投げ出されたシンシアを庇(かば)い、


替わりに俺は荒波の海に投げ出されたはずだが、
どうやら悪運は強いようだ


幸い身体に異常はみられない。



持ち物は
火打ち石にナイフ、水筒、2日分の非常食、剣スコップ。

前回のエジプトでの経験から
肌身離さず持ち歩いている

教訓が活かされたね!

何もない無人島で生き抜くために一番大切なことは何か。
それは「水」そして「食料」の確保である

食料がなくても人間は1週間は生きられるが、
水を摂らないとたった3日ほどで簡単に死んでしまう。

まずは水探しに出かけよう。


白浜を過ぎ、磯場を歩く。
なにもないな

そのまま進むと河口が見えてきた

これはありがたい!
川上に上がれば真水が飲める


川沿いに上がっていき

石を積み上げた簡易な竃を作り
枯れた枝を拾い集め火を起こして
剣スコップのへこんだ所に川の水を煮沸(しゃふつ)する。

野生動物が多くいる場所の川の水は、
基本沸騰してから飲まないと赤痢だか何だかになって危険なはず。

ダーノの胃袋でもきっと危険! 


煮沸した水を水筒に移す

うん、飲める!

ちなみに、
どんなに喉が渇いても決して海水を飲んではいけない。

海水は血中の塩分濃度が上がり、
それを正常に戻そうと腎臓が体の水分を使って調整するため

さらに喉が渇くと言う悪循環に陥り、
最悪の場合死に至る。

「海水を飲むくらいなら尿を飲め」
とは戦時中、南の島で苦しんだ兵隊たちにも徹底して言われていたことだそうだ。

とりあえずは
尿を飲む羽目にはならなくて済んで良かった。




そろそろ日が暮れてきたので
今日のところは寝る場所の確保かな


剣スコップのノコギリ部で細い木を何本も切り倒す。
木に巻き付いた蔦(ツタ)をナイフで切りロープを確保




まずは150㎝くらいの大黒柱を立て
三本の支柱を結び合わせ三角形にし、
大きな葉っぱを蔦で繋ぎ合わせて周りを覆う。
これでテントの完成だ!

このままでは寝れないので
長椅子タイプのベットを作る

最後にテントの中で焚き火をして除虫だ

これで多少は虫対策になるだろう



これでやっと一息つける。

非常食のビスケットは
海水でふやけていたがなんとか食べれる。

塩味がきいているな

水と寝床は確保したから明日は食料だ。


ふー

なんだかドッと疲れが押し寄せてくる

こんな事になるなんて夢にも思わなかったわ。

いかん、眠気が…

今夜はもう眠るとしよう……





~~~~~~~~~~






ふわぁ~~~、


あーカラダがバキバキする


さすがに木のベットは初めての経験だわw





まずは川に行き水を煮沸して水筒に水を補給する。

水は大事!

川沿いに河口に下り砂利浜や磯場を散策。

そこで次々と海の恩恵を受ける。

「マツバガイGET!
お、イシダタミガイもあるやん!ツワブキも〜♪」

誰も採る人が居ないから取り放題だ



更に崖っぷちを散策すると、

20201122102904f4d.jpg

あった!
アホウドリの巣だ。

こいつらは人に慣れていないため簡単に捕まえれた。
巣には卵があったのでついでに頂いていこう。


なかなか豊かな島だな
食料には不便しなさそうだ。


収穫した物をリュックに入れ砂浜に移動する




荷物を降ろし
乾燥した枝と四角い石を何回かにわけて
砂浜に持っていき簡易な竃を製作

火打ち石で慎重に息を吹き掛けながら枝に火を移す。

火が着いたのを確認したら
剣スコップを洗い、
剣スコップの窪んだ所に海水を貯めて
カラカラになるまで沸騰させて塩を作る。

これを何回かして多目に塩を確保できた。

塩がないと味気無いからな。

これだけの作業で昼過ぎたわ。


非常食をボリボリ食べる


砂浜で焚き火をして狼煙がわりにすれば
それだけ救援されやすいだろう。

ついでにここを領有宣言してダーノ島と名付けようか。

そうと決めたら

砂浜に大きな石で文字を書こう。

そうしよう!そうしよう!

【神聖モテモテ王国ダーノ島】

……っと。

「よっしゃ~~~!

これでこの島は俺のもんじゃ~~~!」



うん、やってみたかったんだw


こういう無人島に漂流した時は

メンタルを如何に維持するかが肝要だと
サバイバル本に書いていたんだよな。

学生時代の時に付箋してまで読んでました!
勉強そっちのけでw

あの時はノストルダムスの大予言が盛んに言われ、
世紀末に滅びが来ると本気で信じてサバイバルの本を読み漁り、

非常食やナイフを準備したりと、

いま考えたらアホな事してたけど、
まさかこうやって役に立つ日が来るとはw

そんな事を考えつつ、
捕まえてきたアホウドリの羽根をむしる。

ぶちぶちぶち

この羽根は洗ってから乾燥させておく。

羽根をむしった鳥を逆さまにして木に吊るし
首をナイフで切り血抜きする。

ほんとは締めたらすぐに血抜きしないといけないんだけど忘れてましたw

次からはすぐに血抜きしよう

おしりから包丁を入れ、
肛門を抉(えぐ)って内蔵を出していく


血が一番食中毒とかになりやすいようなので、洗ってキレイに。


ここまでの作業だけで
もう辺りは薄暗くなってきた。


枝で突き刺して塩を振りかけジックリと焼く

同時進行で先程採ったマツバガイ、イシダタミガイ、ツワブキをスコップの上で焼く。

お次は、内蔵。
こちらは枝をナイフで削った串に刺して焼き鳥に。
食べれるところは全て食べます!

よーく洗って、塩水につけておきます。



塩水から出して、串に刺していきます。
肝臓(レバー)、砂肝(すなぎも)、心臓(ハツ)、軟骨

一気に焼き鳥っぽくなった!



こう考えると「焼き鳥」ってほんとに
無駄のない食べ物だなあ…、と感心。

これ、もし火打石が無かったら全部生で食べる事になるんだよねw

備えてて本当に良かった!


鳥の丸焼きが焼きあがり、がぶりつく

うめえ~!


満天の夜空の下にある砂浜で大の字に寝そべる。

輝く星の海を眺めながら、
砂肝、軟骨、心臓(はつ)を食べる。


この星空を独り占め……
20201122102900e0e.jpg

何と言う贅沢だ!




串焼きも貝もいける!

塩味だけなのに旨いぞ、


常温日本酒飲みたいなー
七味つけて食べたいなー

シメは蕎麦屋かな〜

くっ、
こんちくしょう…


旨すぎて涙が出たわ…



俺は負けん!


ピラミッドでも生き残ったんだ



何としてでも生き残り

うまい酒を飲んでやる!








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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)

第42話「サイクロン」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第42話 「サイクロン」








宝石鉱山で一攫千金を狙ったのだが

赤字に筋肉痛と
泣きっ面に蜂のダーノ一行。



失意の内にケープを出港し
次はカリカットを目指す。




船は左手に見える喜望峰を越え
マダガスカル沖に入った


「インドからヨーロッパに帰るときに

マダガスカル島をよく喜望峰と間違えましたわw」
202011091012427c6.jpg


カンツさんは苦笑いする

この季節は逆風のせいで風足が鈍いが
オスマンガレーの漕ぎ足には影響なしだ。

これが商用ガレオンだと
なかなか進まず往生するとこなんだよねw

しかも赤道上は暑いので水が腐りやすいから
この間はエライ目にあった

今度は水が腐りにくくするように

ケーブで手に入れた備長炭に似た木炭を
煮沸消毒して乾かしてから

水やワインの樽の中に入れておく。

これで多少は腐りにくくなるだろう





航海は順調である

天気が良いので手の空いた船員には
食料になる釣りを推奨する

良い気分転換になるしね

俺は暇な時間を見つけては
鉱山で採掘した宝石原石をどうにかして高く売れないかと、
見よう見まねで自分で研磨する。

う~ん、上手くできないな
カリカットで研磨の本を手に入れよう




おおむね平和である






――――だが、




その平和は
南西インド洋に入ると急激に一転した


先程までの平安な水面は嘘のように急変し、
波は激しく打ち付ける

砂漠からの乾いたモンスーンと呼ばれる季節風などの影響で起こる
taihuu.jpg

サイクロンだ!

素早く船員に指示し帆を畳んで
錨を下ろして停泊する。

うまくやり過ごせればいいのだが…


激しい風を受けて傾きながら

波が横腹を打つたびに、
さらに傾いて横倒しに近くなる。


大波は数メートルも船体を持ち上げて、

次の瞬間、
一気に船底の下を通り過ぎ
船は波の頂上から谷間に激しく落下する。


波の頂上から谷底に投げ落とされ、

船底を通った着水の衝撃が
背骨を痛いほどに強打する。

船室の外では暗闇に人を脅迫するような不気味な風の声。

どこに向かっているのか方向が狂う

外に出て、方角を探すことは出来ない

波に打たれて落水しても、
助けてくれる人は誰もいないのだ。




早く嵐が過ぎ去って欲しい




~~~~~~~~~~




どのくらい時間がたったのかわからないが
無限に感じたあの恐怖は今はもう感じない



どうやら先程の激しい暴風雨は過ぎ去ったのか

雨もどうやら止んだようだな


シンシアが船室の扉を開けて、
少し顔を出す。



――すると、


すぐ横の海面が本物の丘のように高く盛り上がり、

頭上に真っ白く泡立って崩れてきた!

高波

高波だ!




「危ない!」
叫んでハッチを閉めようとするが

波の直撃を受けた船は、

ほとんど真横に倒された。


なんとか船体は持ち直すも

シンシアの体は外に跳ね飛ばされ、

身体は宙に浮き、
このままでは海に投げ出される!




「シンシア!」





その刹那、
俺は電光石火の動きでシンシアの腕を咄嗟(とっさ)に掴み

なんとか部屋の中に放り投げる!


助かって良かった……



…ただ、


その反動で、



俺は海に投げ出された……



「ダーノ!!!」







シンシアの悲痛な声が響き渡る……




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第41話「宝石鉱山」

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第41話 「宝石鉱山」





アルギンを出港し、
南西に舵を向け次はケープを目指す。


初心者航海士なら大陸を左にみて海賊に怯えながら徐々に南下して行くのだろうが、

この船は商会が揃えたベテラン船員が200人もいるので
安心して近道ができる。



水と食料を節約しながら黄金海岸沖を抜けると、
赤道を越え南大西洋に至る


途中で水が腐ってくるアクシデントに見舞われるも
ワインと酒宴スキルを活用して
船員の不満を発散させその場を乗り切る。


これベテラン船員だからいいけど、
見習い船員なら反乱興されて縛り首コースだわw

危ないあぶない

暑い地域は水や食料が腐る前提で考えよう




アルギンを出て5日目、
なんとかケープの街並みが見えてきた。

ケープ

【南アフリカ ケープ】

5日ぶりの陸上に船員たちも喜んでいるようだ。

早速宿を取り
酒場で面白い話はないかと

看板娘のアリデスおばちゃんに聞き込むと、

「この町の近くで宝石が採れるみたいだよ。
あんた、ガリガリじゃないか、ちゃんとご飯食べてるのかい?
ほら、これもお食べ!

20201122093438563.jpg

そうだ、うちの娘の婿にどうだい?」

カンツさんはモテモテだ!

なんとこの町の近くに
宝石が採れる鉱山が見つかったようだ


宝石の原石が
簡単に採れてがっぽりウハウハらしい


ちょっと見に行ってみようかな。



翌日、ドミンゴに船を見てもらい

3人で噂の宝石鉱山を見学しに山を登る。


入口


受付で採掘料一人三万Dを支払いピッケルをレンタルし、


坑道を通り奥まで進むと
広大な踊り場に突き当たった

ここで測量しながら探索すると
6種類の大小様々な宝石原石が掘れるようで



探索熟練者ほどよく採れるみたい
金張り


「簡単に採れますね★うはー!こりゃ楽しいー!!」

カンツさんは興奮しながらピッケルをガンガン振るう

「こんなに簡単に宝石が採れるなんて!」

シンシアの目が血走っているw


三人とも黙々とピッケルを降り続け

五時間ほどたち
思ったより早く袋一杯の原石が貯まった。

ただ、
噂の「プラチナ鉱石」がねぇ……

この鉱山からでるプラチナ鉱石は一番のレア級で
高級プラチナや最高級プラチナに加工すると色々と錬金術の素材になるようだが
これがマジで採れないww

2時間に1個採れれば御の字って感じらしい

しかもプラチナを加工する職人はケープに居なくてルアンダにいるとかw

ケープに拉致ってくればいいのにw


結局プラチナは1個しか採れなかったけど、

他の宝石の原石は400個近く採れた。

三人でケープの交易所に
ワクワクしながら原石を持ち込む。


「1000万D位はいくんじゃないですか~★」

「いえいえ!1800万はいくはずよ!」
シンシアの目はキラキラ輝いている

シンシア?
キャラ変わってないかw

ふふふ
三人揃ってドキドキするね★



「お待たせしました。
この度の買い取り金額は……」

交易所の商人から
買い取り金額を提示される…


【1個200D★】

400個あっても『8万D』

入場料一人三万引くと、

赤字じゃん!!!!



はぁ~

あまりの買取りの安さに売らずに持ち帰る。

とんだくたびれ儲けでしたわ



ガッカリしながら酒場に戻り
珍しく三人で自棄(やけ)酒を呑みまくる

カンツさんはまたもやアリデスさんにモテモテだw


次の日は三人とも仲良く
全身の筋肉痛と二日酔いに襲われ
一日動けずじまい。

「背中痛い~足も痛い~腰がもげる~★」
「あーもうダメ!誰かマッサージして~!」
「身体が~頭が~あががががががががが!」


「「「もう二度とあの鉱山には行かない!!!!!!!!」」」


ベットの上で
固く誓いあった三人であった。


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第40話「海賊退治」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第40話 「海賊退治」


次の日の朝は快晴で
ラスパ

絶好の航海日和である。


水と食料を補充しラスパルマスを出港する。 



ここから先は海賊被害が多発する危険海域であるから
いつもより見張りを増やし慎重に船を進める



おそらく海賊は
沿岸に近い航路を流しているであろう。

そう見当をつけてやや東南に舵を切る。

カナリア沖を抜けると

見張り役に更に警戒するよう命令し
周囲を注意深く観察しながら南下を続ける。


『10時の方向に海賊船3隻!』
マストトップにいる見張り役が
アルギン手前の奥まったところいる海賊船を発見した。

バーバリアンガレーが3隻か。


あれならオスマンガレーの敵じゃない。

逃げて後ろから囲まれるより
殺られる前に仕掛けることにした。


相手側は
攻められると思っていなかったらしく

先制攻撃が成功。

こちらに向かってきた2隻を
重量砲撃で牽制しつつ海岸線ギリギリまで移動する。

敵艦隊の動きを見ると戦闘経験が豊富そうなメンバーは見られない。


普段から交易船や冒険船を中心に
海賊活動しているのだろう。

戦力差は3対1だが、性能が違う。
対抗し得ないほどではない。

海岸線際から滑るように移動し
動きの鈍い1隻に当たりをつけ

船尾に向かってラムアタック!
critical!(アッー!)

敵船は大破し座礁。

これで2-1状態に持ち込んだ。

この間に接近を試みてきたバーバリアンガレーを重量砲撃で足を止め、
風下にいるもたついた、もう1隻を撃沈!

敵軍船2隻を立て続けに葬る


戦況は1-1のタイマン状態。





だが最後の1隻は怖じけついたのか
仲間を見捨てて逃げ出した





「海賊の風上にもおけないクズが!」
カンツォーネが咆哮する



船首砲から重量砲撃して敵の足を奪い
船尾を追いかけ左後ろから近づき

接舷を仕掛け白兵戦に持ち込む!


「海賊をなめるな!」
あとはカンツさんの怒りの突撃

敵の船員たちの士気は低く
更に圧倒的な人数差で圧勝である。


戦闘終結となった。



その後、
海賊の頭目をカンツさんが
20201121232509bb2.jpg

優しく恫喝(どうかつ)し、
このまま近くにある海賊本拠地を強襲。

ほとんど戦力は残っておらず無事鎮圧できた。

戦利品はまずまずのお宝と


商船から捕まえた人質らしき商人が二人か。

どうやら夫婦みたいだ。



「助けて頂き感謝します!
フランスはパリで宝石類の商いをしておりますシャルロッテと申します。このお礼は必ず!」


かなり恰幅のいい身なりの良い商人だ。
たださすがに奥方は衰弱しているようなので、
食料を提供して横になってもらう。

「こちらはイングランドを本拠地としている、
東インド商会のウチダーノと申します。

困った時はお互い様です。
アルギンまでならお送りできますが如何でしょうか?」

「願ってもない申し出です!宜しくお願い致します」

捕虜にした海賊共を縛り上げ
拿捕した船に纏(まと)めて載せてアルギンまで曳航(えいこう)する。



【西アフリカ アルギン】


捕虜にした海賊共を乗せたバーバリアンガレーを曳航し、
無事アルギンに寄港する。

海賊共は役人に突きだし牢屋に入れる。
奴隷として売られるのだろう。

海賊には手配書が出ていたらしく、
良い金額の賞金と配当金が貰えた


バーバリアンガレーは造船所に引き取って貰うが、
傷みが酷く二束三文にしかならなかった。

そして肝心の
人質になっていたシャルル夫妻には
リスボンまで行く商船を探して
その船長にお金を握らせ二人を頼む。

「助けてくださっただけでなく、
リスボン行きの船まで手配してくださるとは!」

「いえいえ、この手紙をリスボン支店のリンドウにお渡しくだされば、パリまで手配してくれるでしょう」

きっとリスボン支店の入り口にいる熊の腹芸に驚くだろうなw

「おお!なんとありがたい申し出!
この御恩は命に変えてでも、必ず返させて頂きます!」

シャルル夫妻は地に届かんばかりのお辞儀で感謝を表す

「いえいえ、必要ありません。
私も皆から親切にされてそれを返しているところです。
どうか他の困っている方がいれば、
その方を助けてあげてください」

たまたま助けただけだし、
パリまで送れないしね。

「なんと悟られた方だ!まるで司祭様のようです!
ウチダーノ様この度の事、子孫代々まで語り継がせて頂きます!」


興奮したシャルロッテ夫妻を見送り、
我々も水と食料を補給しアルギンを出港する



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第39話「ラスパルマスでモンキッキ」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第39話 「ラスパルマスでモンキッキ」


次の日の朝早くに会長に見送られ
愛船がある港へ向かう。


メンバーは船長に俺、
副船長にドミンゴ、
大砲&漕ぎ部屋にカンツさん
会計&冒険&航海士&錬金術&料理長にシンシアw


船は外洋で転覆しないように
帆・旋回・耐波を最大限まで魔改造された突撃オスマンガレー

対海賊船対策として重量砲撃と投錨機雷を載せてある。
船員は200人に改装したし砲室は80門。
船首砲4門、船尾砲4門も追加だ。



東南アジアに持っていく交易品は
マスケット銃1000挺(ちょう)、
弾薬10万発。
旧型のフランキ砲100門に
砲弾1000発を昨日積み込み済みだ。


これだけの数だと戦争起こせそう
まるで死の商人だわ


あと置時計やブランデーとかも持っていこう
たしか向こうではかなりの金額になるようだし

どんな航海が待っているんだろう

なんだかワクワクしてきたわ!



そんな事を考えながら
出港手続きが恙無(つつがな)く終わる。


さぁ旅立とう!

目的地はカリカット経由で東南アジアのジャカルタ近海。

この航海は失踪したキキの姉御とリンドウさんの奥さんが居ると思われる
アトランティスへ向かう確かな一歩だ!



「碇(いかり)を上げて帆を張れ!面舵一杯!」


漕船スキル発動★

カンツさんの指示が飛ぶと
漕ぎ手達の手に一段と力が入る


オスマンガレーは海面を滑るように疾走と駆ける
水飛沫(みずしぶき)が凄い

「先は長いが、まだ見ぬお宝が待ってるぞ!」

オー!

船員の士気は高い
これもドミンゴとカンツさんのお陰だ




ブリテン島を右手に見ながら舵を南西に取り
イベリア半島を通過する

リスボンはまた今度だな





進路はそのまま進むと
カナリア諸島が見えてくる。


ヨーロッパの玄関口と呼ばれ、
火山の噴火によって生まれた7つの島からなる群島。
そのカナリア諸島にある
3番目に大きいグラン・カナリア島にある町が
うみ

【ラスパルマス】

イスパニア領地であり
コロンブスが新大陸に向かう時に、水や食料を補給した最後の場所と知られ、
また奴隷貿易の中継地点であった街である。

海岸近くの石造りの砦は、
海賊を追い払うための砲台が並んでいる

イスパニアにとってアフリカ西部や新大陸に赴く最前線だからか物々しい


これから先は危険海域だから
今日はここで宿を取りゆっくり休む予定だ。

気候は穏やかで街並みはイスパニアの影響か
オレンジ色の屋根が眩(まぶ)しい。



夕食まで時間があるので
交易所を覗いてみる。

人当たりの良い店主にオススメを聞くと
陳列品

サトウキビ、砂糖、干しブドウ、サンゴ、ココナッツ、ココナッツ油、魚肉、ワイン。

ここは南国の食材が多く、
工芸や調理に活用できそうだな。

せっかくなので
砂糖とワインを100樽ずつ買っていこう。

店主にお金を支払い、
船まで配達してもらうよう依頼をだして宿屋に戻る。

宿の一階は酒場と食堂を兼ねており大変賑やかである

夕食を取った後、
そのまま酒を飲みながら情報収集をする。

どうやらこの先の危険海域で、
この二週間で五回も海賊被害が出たようだ。

商船は金品と荷物全て略奪されたが
船と命は見逃されたみたい


思ったより海賊被害が多いみたいだな。

「カンツさん、なんだか嬉しそうですねw
昔の血が騒ぐ?」

エール片手にサワーを摘まみながらカンツは笑顔で応える
「わかるかい?★」

「判りますよ、懐かしそうに黄昏(たそがれ)てますから」

店員さんにラム酒を二人分頼む

「いやね、コーさんやモンキーさんブラジャーホックさんとよく艦隊組んで
ラスパで遊んでた時を思い出してさ★」
202011212325069ca.jpg


「ああ、『ひらけモンキッキーー!』って突撃したりしたやつw」


「そそ!懐かしいなぁ、若気の至(いた)りさ★
しつこいPKK商会には
20201121232507c1d.jpg

牛を持ってお礼参りしたりしたよw」




グラスを傾けながら苦笑いしている

「ぼろ負けしたのに『今日は引き分けにしてやろう!』って騒いだり、
討伐艦隊に危うく捕まりそうになっても、
1隻だけで囮になって仲間を逃がしたり……」

少し寂しげに頷(うなず)く

「…そうだね。
海賊稼業は人に恨まれてなんぼの世界だけど、

海賊にも譲れない矜持(きょうじ)はあるんだよ。

僕は決して仲間を裏切らない★

僕たちゃクズだったが、
誇りあるクズなんだ!

一緒の時を過ごした大事な、大事な仲間だから…
20201121232503df6.jpg

あぁ、みんな元気にしてるかなぁ……」



ラム酒を一気に飲み干す

キツい酒が胃に染みたのか

カンツさんの目にうっすらと
滴(しずく)が……



仲間か…


苦しいことを一緒に分かちあう者が
本当の仲間

そう、友だちではなく、
目的を共有する戦友が必要なんだ


見た目だけでその人を怖がったり、
仲間外れにするのはいけない。


大事なのは、
心の美しさなんだから




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第38話「準備と記憶喪失」

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第38話 「準備と記憶喪失」





古代の天球儀が完成したので屋敷に戻り
ソリマチ会長に報告する。

「まさか本当に出来るとはな…」
完成!天球

会長は古代の天球儀を
ひっくり返してくまなく調べる


「電気もICチップもなにもいれてないのに光がつくんだぜ?作った本人でもよくわからんわ」


天球儀が示す場所は
東南アジアのジャカルタ近海を示している。
ここにアトランティスがあるようだ

「まぁ、今までいくら探しても見つからなかった訳だからありがたいことだ。で、いつ出港するんだ?」


「そうだな、明日朝早くには出たいんだが、
せっかく東南まで行くんなら交易品はなにを持っていけばいい?」

会長は眼鏡をかけ
引き出しからファイルを取りだし
丁寧に一枚一枚調べていく

「フム、ジャカルタ支店からの報告ではワインは230%でややだぶつき気味で、
マスケット銃は630%、大砲なら1000%越えだな」
大砲なら10倍か

「お願いしていいか?」


「おう、任せておけ!今日中にマスケット銃1000挺(ちょう)、
東南アジアなら旧型のフランキ砲でいいだろう。100門用意しよう。あと弾もいるな」


挺(ちょう)ってへんな数え方だよな?


「ん?どうした?」


「あ、いやいや。
なんで鉄砲は挺と言うのか疑問になってね」


「挺(ちょう)は弓矢の弓を数えるのに使うのだそうだ。
飛び道具だから同じカテゴリに入るのだろ。ちなみにバイオリンも同じ数え方だぞ」

なぜ知ってるw

「え?そうなんですか?」

「バイオリンは弓で弾くから弓の数え方をする。
ちなみに、挺で数えるのはバイオリンの楽器自体を指す場合で、
オーケストラやアンサンブルなどで、
パートとしてのバイオリンの数(人数)を
指す場合は2本、3本と“本”で数えるんだぞ」

ほぉ!為になるわ

「詳しいですね」


「そりゃこれでも会長だぞ。
それに昔ヴァイオリンを習っててな。
気になって辞書で調べたんだわ」

博識ですね!

「うわ、似合わねぇ~w」

あw本音と建前間違えたw


そう言うと笑顔で殴られたw

「ほっとけwあとカリカット支店にいるシラセにこの手紙を渡してくれ。
ジャカルタに行くならカリカットにも寄るだろう」

くっ、結構良いパンチだ。
まだ現役でやれるな。


「会長…、俺、
シラセさんとリネラさんの事覚えてないんっすよ……」


「あぁ、シンシアから聞いたが二人の記憶がスッポリ抜けてるそうだな?」

「会長やキキさん、カンツさんのことは覚えてるのに何故か二人の記憶だけ覚えてないんすわ」



う~ん、わからん

「覚えてないんす……」
なぐる

「まぁそのうち殴ってれば治るだろ」

会長の右ストレート!



やめてw古いテレビじゃないんだからw

「ほんま治ってほしいですわ…」

あっ!
そういえば夢の中の女性を知ってるかな?

「会長!ゲーム内で金髪の毛先が顎のあたりまであるショートボブの右頬に傷がある綺麗な女性って知りませんか?」



会長は腕を組み考える

「むぅ、すまん。
記憶は良い方だが覚えがないな」
そうか、残念

「了解しました。では明日にでもインドを経由してジャカルタ目指します」



さぁ、準備は整った。

新しい航海を楽しもう!




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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)

第37話「変性錬金」

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第37話 「変性錬金」



朝食を食べてから馬車に乗って
オックスフォード大学へ向かう

20201026220250531.jpg

朝の大学構内は学生で溢れてたいへん賑やかだ

そんな人混みを掻き分け

別棟にあるアトリエにつく。



一ヶ月ぶりのアトリエは
参考書や実験器具で
ごちゃごちゃしててとっても良い感じだわw


そこまで埃(ほこり)はついてないし
直ぐにでも取り掛かれそうだな

購買部で足りなくなった
ハンマーやヤスリを幾つか購入し段取りする。

そして地球儀の形に作るため木で鋳型を作り、
その後、木型を土に埋めて型にする


さぁ楽しい時間だ!

材料は
イグニスの原液と実験用やすり、
怪しい塊、ミノタウルス呪符、青銅の歯車


それを実験台と実験高炉で変化させる

これですべて揃った。

製作には高度な錬金術と鋳造、工芸が必要となる為、
シンシア主導で俺はアシストだ。


さぁ、上手くいけよ?


怪しい塊とイグニスの原液を融着させるために、
本焼きした後にもう一度低温で焼く。

薬品との相性があるからだ。
怪しい塊と薬と温度と、
配合によってシビアに変わる

これは材料を10%、20%、50%と
かなりシンプルな割合で配合を変えていく。

混ぜすぎると形が崩れてしまうので、
配合によって姿が変わるんで一番いい塩梅を探す。

実験していく中で偶然できるものもあって。
これをやり始めると、
いろいろな結果を見て見たくなって永遠に続いてしまう。

本当はこの3倍ぐらいの実験をしたいぐらい。

でもそうすると材利が足りないのでほどほどにするw


うまく怪しい塊とイグニスの原液が融着したので
高炉から事前に作っておいた地球儀の型に流し込む。



4時間ほど置いて冷えてきたら
土枠を外していき

実験用やすりでバリを削って
地形を刻み込み地球儀に形成していく。


そして中にミノタウルス呪符と青銅の歯車を噛み合わせたら完成だ。

天球技


【古代の天球儀】完成★


スイッチON!

おっ?
地球儀に点滅が!

天球儀に示される場所にアトランティスがあるそうだ

どんな構造で動くのかわからんが
たぶんミノタウルスのアトランティスに対する呪いか?

ある意味オーパーツだなこりゃ。

えらいもんを作ってしまった……



でもこれでアトランティスに向かう為の地図が手に入ったぞ。





少し材料が余ったので、
今度は自前の武器を作る。

この前のピラミッドでは武器が無いため要らない子だったからな。



怪しい塊とイグニスの原液が混ざった
怪しい金属を高炉に入れ
オレンジ色になるまで熱する。

俗に言う火造りだ。
半熔解に熱した金属を外に出しハンマーで叩く!

飛び散る火花!

何回も叩いて形を作る間に、
鉄の結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める。

鉄を伸ばして形を作っているのでは無く、
鉄を粘土のように練って粘りを出したり強さを出す作業になる。


粘土のように何回も練って、
強靭な鋼を作りあげる。

ある一定の限度で叩くことを止め、

全体に粘土を塗って、
刃のところだけ粘土を落として火の中で焼く。

そして、焼けたものを生ぬるい水の中につける。

そうすると刃の部分だけ薄くなって、
粘土をつけてないそこだけ密度が高くなって

非常に硬質の刃物となり刃物として切れ味が増す。


最後は薄く研(と)ぎ、
よく切れるようにする。

完成だ!

ダーノ専用武器、
20201118081135aa6.jpg

【剣スコップ】!!!!



スコップは日本刀より強度が高い上、
短い分小回りが利きナイフ並に素早くとりまわせます!

しかもスコップは
刺して良し
殴って良し
斧の様に切って良し
肢で殴るも良し
棒というより面なので盾にもなる
綺麗に洗えばフライパン代わりにもなる
縁を研げば包丁代わりにもなる
力さえあれば岩も砕ける
角を引っ掛けて切ることも出来る
上手く使えば関節技もキメられる
敵殺害後すぐに埋葬も可能w

それに罠スキルの落とし穴に使えるし、
常に背中に背負って置けば
前みたいに罠にかかっても安心だ!



しかもスコップを極めれば
20201118081137150.jpg

スコップ波動砲も打てる!





まさに俺の理想の武器が
【剣スコップ】なのだ!

攻撃力は120
防御力45
突撃+8
罠スキル+2


うん、手によく馴染む。
これで要らない子とは言わせないよ!


ダーノは【剣スコップ】と【古代の天球儀】を手に入れた!






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第36話 「帰宅」

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第36話 「帰宅」


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三人との出会いと別れを惜しみつつ
一行はロンドンを目指す。


帆にはピノさんから貰った
獅子の紋章が風にたなびいている。

ガレーに獅子の紋章は良く似合う
まるで海賊船みたいだ。



オスマンガレーに乗り換えてからは移動がとてもスムーズになった。

下手なスクーナー船より速いってどうよw


ジェノバから右手にイベリア半島を眺めつつ
リスボンを通り抜け北海を目指す。


お陰で四日掛からずにロンドンに着いた


【イングランド ロンドン】

ん~!
一ヶ月ぶりのロンドン到着だ!

カンツさんにエジプトでの財宝を屋敷に持っていってもらい

その間シンシアと二人で冒険ギルドへ
エジプトでの結果を報告し、
念願の青銅の歯車を手に入れた!


これっていま考えると、
会長にギルドへ手を回して手に入れて貰ったら
エジプトに行かんでも手に入ったんじゃないか?

そしたらピラミッドで死にかけなかっただろうにw

まぁ今更考えてもしょうがない。





あぁ、

一ヶ月ほどだが懐かしい
20201025100325fb3.jpg

やはりここに帰ると落ち着くなぁ

「ただいま~」

「よくぞお戻りになられました!
シンシア様、ウチダーノ様!」

「「「お帰りなさいませ!!」」」


執事のセバスチャン率いるメイド達が
玄関ホールで一斉に出迎える。

「ただいま。お父様に報告があるわ。いらっしゃる?」

「御主人様は執務室にて政務を取り纏めております」

執事は恭(うやうや)しく俯(うつむ)く

「わかったわ。一週間ほど居ることになるから宜しくね」

「承りました」


執務室に赴くと
「おお!シンシアにダーノよく帰ってきた!
カンツは先に帰ってきたが
あれは凄い財宝の山だな!」

ソリマチ会長が歓迎してくれる

会長!

「あれはダーノが命をかけて探しだしたお宝ですわ」

「なに?詳しく話してみろ」

シンシアと二人でエジプトでの話しを掻(か)い摘(つま)んで説明する。

「それは大変だったなぁ、ダーノ。
よく、よくぞ生きて帰ってきたっ!
嬉しいぞっ!(;つД`)」

会長は急に泣き出して肩をバンバン叩きながらハグしてくる。
抱きつく

よし、周りに腐メイドは居ないな。

「おいおい、大袈裟だな」


「何を言う、リネラが居なければお前は確実に死んでいた。
リネラにはタップリと褒美を出しておこう」

確かにそうだ
一瞬だが死を覚悟した。

「この世界での死は易(やす)い。
我々は超人ではないのだ、忘れるな」
会長は泣きながら訴える。

その通りだ。
これはゲームではない、現実なのだ。

「心配してくれてありがとう。目が覚めたよ」

「そうか、財宝はすべて此方(こちら)で換金しよう。
あとで見積書を渡すから部屋でゆっくり休め」



部屋に戻りベットでゴロゴロして
この一ヶ月を思い返してみた

アレクでリネラさんにあって
ピラミッドで死にかけて
ジェノバではジェノスクして友達ができた。

うーん、
まったり航海するのはいつの日か。

船部品だけ作って暮らせたらいいなぁ
そんな妄想をしていたら
メイドが呼びに来る
晩餐(ばんさん)の準備が整ったようだ


晩餐ではカンツさんも合流して
今までの経緯(いきさつ)を説明しながら料理を頂いた。


「オメーらよく生きてたな!乾杯~!」
乾杯会長

「「「乾杯!」」」

イングランド料理はマズイと聞いていたが、
この家の料理は美味しいな。

料理人の腕が良いのだろう。
「イヤーほんと今回はヤバかったですわ!
まさか三連続トラップなんて!」

お、この鱈のソテーなんて絶妙な塩加減!
やるな!

「甘い甘い、古代遺跡じゃよくあるこった。
カンツ、お前が側に居ながらなにしてんだよ」

カンツさんは苦笑いしている

「いやいやいや★今回は四班に別れて探索してたんでどうしようもなかったんですよ~♪」

「言い訳すんな、瞬間移動してでも助けんか~い」


えっ!?
この世界には瞬間移動スキルなんてあるのか?


「会長、それはさすがに無理っすよwww」

だよね~w

会長がこっちに視線を向ける
「んで、ダーノよ。アトランティスは行けそうか?」

このワインいけるな

ワインおかわり~

「材料は揃ったので完成次第ですね」

会長が頭を下げる

「そうか……。迷惑かけるな……」

「気にせんでください、さぁ飲んでのんで!」

豪勢な料理に満足し

食後のデザートも頂きました。


さぁ、明日は大学に行って作りますか。





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第35話 「ジェノスク 3」

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第35話 「ジェノスク 3」




あ~、頭痛い……



痛てっ、ここはどこだ?




…ふぅむ、



また奴隷にでも売り飛ばされたか?



昨日はジェノスクが終わって
打ち上げしてからの……


あ~、うん。

モテモテ王国が降臨したのかw


やっちまった~

こりゃあの3人に謝らんと。

う~んどうしよ


牢屋でやることがないので
考えながら腹筋してたら

シンシア嬢とカンツさんが引き取りにきてくれた。


ん~、
シャバの空気は美味しいのぉ



「いったい何して牢屋に?」
シンシアは珍しく怒っている


「酒に酔ってほぼ全裸の状態で
女性の前で腹踊りしましたw」

「呆れた!
恥ずかしいからもうやめてくださいね!」

ガチで怒ったシンシアは初めてみた。

……はい、

ごめんなさい



「カンツさんも朝まで帰ってこなかったですがどこで何してたんですか?」

カンツさんの背筋が伸びる


「え、ぁ、いやぁ、
起きたら何故か部屋で裸にされて寝てました」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!


睨むシンシア

生ゴミを見るような蔑(さげす)んだ目ツキ。

(ガクガクブルブル)


「あら、ジェノスクに行って楽しい思いができたんですね。
ミャー様に会えたら…
……良い土産話しができましたね」

( ゜Д゜)・∵. グハッ!!
カンツにcritical!

「ち、違うんだ!
酒場の後、宿屋で酒を飲んで、
その後ユカンポさんに縛られて丸裸にされて放置されて。
決して疚(やま)しいことはしていないよ!
そ、それだけは……」

カンツはMP1000のダメージ!
カンツさんは顔面蒼白だ

「ふふふ…」
ニコニコしながら怒るのやめてw

シンシア嬢超怖い

「出航準備は此方(こちら)でしておくので
別れの挨拶をしてきなさいな」
シンシアに送り出され

二人、項垂(うなだ)れながら
ユカンポ達がいる宿に向かう。


宿の主人に呼び出してもらい、
受付け前で待っていると


「「「あ~おはようございます~」」」

階段から3人降りてくる
まだ昨夜の酒が抜けないのか気だるそうだ


「昨日は暴走してごめんなさい!」
頭を下げて謝る


「あぁ、良いよいいよ。気にしないで。
腹踊り面白かったしな」
さすが姉御w

「ビックリしましたがよくあることです」
マルボローさんはニコニコしてる

「……」
ピノさんだけがなにも話さない

うーん、これは嫌われたかな


「許してくれてありがとう。
俺らこれからロンドンに向けて出航するんだ。」


「え、もう行くのか!?
せっかく仲良くなれたのに…」

ユカンポさんはカンツさんのお腹に
ボディブローをかましている。

仲が良いね~


「また戦場にて会いましょう」
ごめん、怖すぎて君とは戦場で遇(あ)いたくないよw

マルボローさんは鎧着てる時と脱いだときのギャップが激しすぎます


ピノさんが近づいてくる

「…これ、あげる。
これを付けていると海賊に襲われにくいから」

手元には獅子の紋章が。

!!!!!!!!!!

「姫!それは我が一門の紋章では!」
マルボローとユカンポが大層驚いている


「良いの。このジェノスクがあったからこそ、
知り合えた。

一緒にジェノスクがんばった仲間。

いつか、大海戦一緒に出れるといいよね。
良かったらフレ登録も受け取って…。

……また逢いたいな

     約束よ…」

そう言って頬にキスされた


ピノさんは貴族の令嬢だったのか

「ありがたく頂くよ。
いつかきっと一緒に出よう」


3人に握手とハグをして別れを惜しみつつ

完成

手を振り港に向かう。



良い出会いだった

縁があればきっと導きがあるだろう





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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)
プロフィール

うちだーの

Author:うちだーの


縺セ縺医☆縺ィ繧浩convert_20160229100712
(ラビ師匠作)

大航海時代A鯖
名前:ウチダーノ
国籍:イングランド

ロンドン
英・東インド会社商会所属

第6代目 会長 →副会長

おもに平日お昼に生息してます
ただいま商会員募集中♪

◎A鯖定期バザー
①毎月 1日22時 
チュニスマーケット
②毎月第一月曜日21時 
ヴェネ祭り
③毎月17日21時 
ジェノババザー
④毎月第三土曜日21時 
アムスバザー

◎E鯖定期バザー
①毎月第一金曜日22時 
アムステルダム定例バザー
②毎月第一土曜日21時 
フリーマーケットinセビリア・セビリアオークション
③毎月第二土曜日20時 
海一バザー
④毎月第二・四日曜日20時 
マルセイユ日曜市



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(☆彩香さん作)

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(ダニエリさん作)

2015081412413240fs.png
ラビさん作

集合写真
らびさん作

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ラビさん作

20161129093501e0e.png
らびさん作


自画像
クレーさん作

20161222233252e81.png
ひーさん作

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