こんにちは~(*´ω`*)
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第1話はこちら♪==================
『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』
最終話 「大団円」
帰還してあれから3週間。
熊五郎とはあれから毎日仲良く襲われてます
そろそろどちらが上かハッキリさせてやらなければね!
(ダーノが子分w)
まぁちゃんと飼育してるから大丈夫ですよ
(餌やり係w)
そんなこんなで今日はロンドンの港に来ています
アレキサンドリアからリネラさんがやって来た

「おひさー!元気にしてたかにゃ?」
「元気ですよ。リネラさんは相変わらずの猫娘ですねw」
「ダーノは相変わらずの見事なお腹だにゃw」
「相変わらず酒場には?」
「マリアは私の嫁!」
変わらないなーw
リネラさんと話していると、
逆方向から誰かが突っ込んでくる
「あ!ダーノン!だーのんは元気にしてる~?」

お腹をグサグサ強く刺される
こら、お腹にペンキで文字を書くなw
「お~!ヒナちゃんか!
いまはだーのんじゃなく熊五郎やで!」
フィーナは頬を膨らませブー垂れる
「え~!だーのんでいいじゃん!ケチケチ~!」
すぅーーっ……
フィーナは大きく息を吸い、
『ダーノンは巨乳好きの変態~!!!!!!』いきなり大声(シャウト)で叫ぶ
なにしやがるw
「ロンドンでシャウトは、
まじやーめーて~wwwwwwwwwwww
リンドウさん止めて!」
リンドウさんは奥さんとニコニコ微笑んで止めようとしない
リネラさんは爆笑してる
周りは敵だらけか、まさに四面楚歌!
街中で騒がしく話しているのには訳がある。
今からカンツさんとミャーさんの
【結婚式】があるのだ!
セントポール寺院にて式が執り行われる
鉄粉臭いトンスラが採れたあの教会で。
~~~~~~~~~~~~
(教会内)
「あ、ダーノさん。お久しぶりです!」

おお!懐かしい!
座席に座ると横には、ピノさんが!
「ピノさんにマルボローさんにユカンポさんまで!わざわざありがとうございます」
「こちらこそお誘いありがとうございます!
ちょうどロンドンに来る用事があったので来ちゃいました」
ピノさんは相変わらず可愛いな~♪
「あのカンツが結婚とはねぇ。先を越されちまったよ…
くっ、来年までにはラウルを必ず捕まえてみせる!」

ユカンポさんは燃えている
「ま、まぁまぁ!気を落とさず。この後に披露宴があるから美味しい飯でも食べましょう」
「良いですね。望むところです」
お、始まるぞ!
パイプオルガンの音が盛大に響き渡り、
聖歌隊がそれに合わせて讃美歌を奏でる
カンツさんとミャーさんの入場だ
ワー!
パチパパチパチバチパチパチパパチパチ♪
みなさま静粛に!
これよりカンツオーネ及びミャーの
婚約の儀式を執り行います。

牧師:
「カンツオーネよ、
汝はミャーを将来の伴侶とし、
健やかなる時も病める時も、互いに支え合い、
共に歩んでいくことを誓うか?」
カンツオーネ:「誓います」
牧師:「それではミャー。
貴女はカンツオーネを、貧しい時も苦しい時も、
互いに支え合い、永遠(とわ)に愛し続けることを誓うか?」
ミャー:「誓います」
牧師:「それでは、続いて指輪の交換を致します。
まずは新郎から新婦の左手の薬指へ。
そのあと新婦から新郎へと、指輪をはめてあげてください」
指輪はこの間貰ったプラチナ原石を研磨して
結婚指輪に作ってプレゼントした
二人はお互いの薬指に結婚指輪をはめる
では二人で誓いの言葉の斉唱を。
カンツォーネ&ミャー:
「『創造主は初めから人を男と女とにお造りになった』
そして、こうも言われた。
『それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ二人は一体となる。
よって二人はもはや別々ではなく、一体である。
従って、神が結び合わせてくださったものを、
人は勝手に離してはならない』」
牧師:「二人はこの律法を遵守するや?」

カンツォーネ&ミャー
「「誓います!」」牧師:
「この律法に基づき今ここに、
お二人の誓いは成立しました。
これからお二人の歩んでいく先が、
太陽にまばゆく照らされた、暖かな道でありますように……」
「ご成婚おめでとうございます!」
「お二人に心からの祝福と新しい門出を迎える歓迎の拍手を!」
わーーーーw
パチパパチパチパチパチ88888888888888888888888888888888888888888888888888♪
「おめでとう~!」
「お幸せに~!」
「末永くお幸せに♪」
「先輩やりましたね~!」
「にゃ~!羨ましくなんかにゃいよ!」
「羨ましいぞカンツー!」
「おパンツおめでとう★もげろ!」
「カンツちゃーん俺とも結婚して~!」
「ミャーちゃん可愛い~♪」
みんなから盛大に送り出される
ハネムーン旅行はみゃーさんのリクエストで
オーストラリアに行くみたいだ
良い結婚式だった
おめでとう!
カンツさん&ミャーさん!最後に

みんなで記念撮影♪
~~~~~~~~~~~~~~~
その後は集まった皆を屋敷に招待して
披露宴と言う名の宴会だ!
飲めや歌えやのドンチャン騒ぎw
会長はパンツ一丁のカンツさんの頭を羽交い締めして、
ユカンポさんが下半身を関節技で決めている。
四の字固めとはw
動けないカンツさんのお腹を
ピノさんが墨でイタズラ書きしてるしw
また乙女な絵をw
ミャーさんはマルボローさんとキキさん、
シンシアに囲まれて今までの馴れ初めを話している
ミャー:「何より優しいの!(*´∀`人 ♪
ああっ、もぉー、みゃーさんにはもったいない人だよぉぉぉおお(ノω`*)ノ
ねぇカンツ、すごく幸せ、愛してるぅ★」
うはっノロケ大爆発だw
ちょっと誰?こんな強い酒飲ませたのw
ラナンさんはリネラさんと知らない美女達に囲まれている
「ラナン様、この女は誰にゃー!」
シャー
「あなたこそ私のラナン様に何のようかしら?」
「あら?ラナン様は私のものよ?」
「お兄ちゃん、このオバちゃん達は誰〜?」
一触即発だ!
四人に囲まれたラナンさん
「どうしてこうなったw」モテる男は辛いねぇw
はははw修羅場w
めっちゃうけるんですけどw
はー、楽しい!
酒も美味しいし料理も旨いし
なんだかこんな雰囲気も良いもんだな
ちょっと椅子に座ろうか
よっこらせ
椅子から眺める景色はみんな笑顔。
今日は最高の一日だな
もう満足だ……
――――――――――――
気づいたら真っ白い空間にいた
『あら?
やっと繋がったようね
あなたは邪念が多すぎてなかなか交信出来なかったけど
やっと心が穏やかになったようですね
ずっとシンシアの中から
だーのパパの事を見守ってたんですよ?
この世界は
ミャーさんの願望を叶えるために存在する仮想の箱庭
どうやっても結ばれることはなかった二人がついに結ばれた
数多(あまた)の星の数より選ばれた
ほんの僅かな確率を紡ぎ合わせた奇跡
ああ、永遠に感じたこの輪廻が
ついに成就された…
ありがとう!
貴方じゃなければ、この魂は救われなかった
私もようやく解放されるわ……
貴方の行く先にどうか光がありますように』
女神のような美しくも儚い女性に優しく抱きしめられる
この瞬間、全ての記憶が戻った
「ああああああああっ!ラビさん……」( ;∀;)
ラナンさんとリネラさんとの記憶も戻った
全身の震えが止まらない
両頬には止めどめなく熱い液体が滴り落ちる
「俺、おれはなんでこんな大事な人を忘れていたんだ!」
ラビは微笑みながらダーノの頬にそっとキスする
『あなたの魂は輪廻の度に摩耗していました。
何万回もの繰り返しに記憶が耐えきれなかったのでしょう
もう大丈夫ですよ』
涙を流して抱きしめる
あぁ、俺の魂は救われた
『貴方のお陰です、ありがとう!だーのパパ……』
その瞬間、
世界は眩しい光に包まれた
――――――――――――――――
はっ!
夢か………
内容は思い出せないが
なんだかとても満たされた気持ちだ
あれ、頬がだいぶ濡れてるな
ビールでもかけられたか?
宴会は相変わらず賑やかである
そこにシンシアが心配そうに覗きこむ
「どうしたの?ダーノ大丈夫?」
「あぁ、シンシアか。大丈夫だ、少し寝てたわ」
「飲みすぎよ、もう少し休みなさいな(だーのパパ…)」
「ん?なんて言った?」
―――何でもないわ

そう言いながら、優しく微笑む横顔が美しい
「そういえば、いつ式をあげる?」
「ん?なんのことだ?」
「この間の温泉でプロポーズしてくれたじゃない。
『本当に綺麗だね……シンシアと一緒に見るから尚更だな』って★
まさかダーノがあんな返しが出来るなんて♪」
あ!あの『月が綺麗ですね』か!
「おい、その話はどう言うことだ?」
ソリマチ会長、いつの間に横に居たのですかw
「あら、ダーノならいいじゃない。シンシアにはピッタリ♪」
ああ、キキの姉御勘弁してw
「ダーノには温泉であられもない姿を見られたし
責任取って貰わなきゃ(*ノ▽ノ)」
やめてシンシアw
「なんだって!だが、うちの娘は絶対にやらん!」
会長誤解だって~!
「これは【魔姦肛殺砲(まかんこうさっぽう)★】案件だな!」
ラナンさんヤメテ!それは洒落にならんw
「責任はちゃんと取らなきゃいけないニョ!」
リネラさんまでw
「私と結婚するんでしょ♪」
マルボローさんなら大歓迎です!
「あら、私のことは遊びだったのですね?」
ビノさん酔っ払いすぎ~!
「うちの姫様にコナかけるた~、いい度胸だねぇ」
ユカンポさん怖いw
「あー、浮気だ浮気だー!今度は人妻狙うんだよねw」
ひなちゃん、誤解を招く言動はやめなさいw
「ダーノさんは女の敵だったのですね!私も嫁ぐ~♪」
ミャーさんあんた、さっき結婚したばかりやんw
「これは責任取らなきゃ★☆彡」
全裸でなに言ってるのカンツさんwあーこれはヤバイ案件だ!
すぐに逃げなければ!
熊五郎カモン!
がうがう!
熊五郎に乗って逃走だ!
さらば!
ε=ε=ε=ヽ(怒`Д´)ノ待てゃゴルァ!!
ε=ε=ε=へ(*`口´)ノヒィィィ!!
こんなところで捕まるか!
まだ大海戦も陸戦もサルベージも論戦も何もやってないんだ!
『人生なんて暇潰し、好きに生きてやる!』
俺の大航海はまだ始まったばかりだ!!
うおおおおお!!!!!!!!!!
ε=ε=((((((((●ノ・`Д・)ノ

【大海原が夢の跡】
Fin
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
この2ヶ月全力で突っ走りましたが如何だったでしょうか♪
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