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第38話「準備と記憶喪失」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第38話 「準備と記憶喪失」





古代の天球儀が完成したので屋敷に戻り
ソリマチ会長に報告する。

「まさか本当に出来るとはな…」
完成!天球

会長は古代の天球儀を
ひっくり返してくまなく調べる


「電気もICチップもなにもいれてないのに光がつくんだぜ?作った本人でもよくわからんわ」


天球儀が示す場所は
東南アジアのジャカルタ近海を示している。
ここにアトランティスがあるようだ

「まぁ、今までいくら探しても見つからなかった訳だからありがたいことだ。で、いつ出港するんだ?」


「そうだな、明日朝早くには出たいんだが、
せっかく東南まで行くんなら交易品はなにを持っていけばいい?」

会長は眼鏡をかけ
引き出しからファイルを取りだし
丁寧に一枚一枚調べていく

「フム、ジャカルタ支店からの報告ではワインは230%でややだぶつき気味で、
マスケット銃は630%、大砲なら1000%越えだな」
大砲なら10倍か

「お願いしていいか?」


「おう、任せておけ!今日中にマスケット銃1000挺(ちょう)、
東南アジアなら旧型のフランキ砲でいいだろう。100門用意しよう。あと弾もいるな」


挺(ちょう)ってへんな数え方だよな?


「ん?どうした?」


「あ、いやいや。
なんで鉄砲は挺と言うのか疑問になってね」


「挺(ちょう)は弓矢の弓を数えるのに使うのだそうだ。
飛び道具だから同じカテゴリに入るのだろ。ちなみにバイオリンも同じ数え方だぞ」

なぜ知ってるw

「え?そうなんですか?」

「バイオリンは弓で弾くから弓の数え方をする。
ちなみに、挺で数えるのはバイオリンの楽器自体を指す場合で、
オーケストラやアンサンブルなどで、
パートとしてのバイオリンの数(人数)を
指す場合は2本、3本と“本”で数えるんだぞ」

ほぉ!為になるわ

「詳しいですね」


「そりゃこれでも会長だぞ。
それに昔ヴァイオリンを習っててな。
気になって辞書で調べたんだわ」

博識ですね!

「うわ、似合わねぇ~w」

あw本音と建前間違えたw


そう言うと笑顔で殴られたw

「ほっとけwあとカリカット支店にいるシラセにこの手紙を渡してくれ。
ジャカルタに行くならカリカットにも寄るだろう」

くっ、結構良いパンチだ。
まだ現役でやれるな。


「会長…、俺、
シラセさんとリネラさんの事覚えてないんっすよ……」


「あぁ、シンシアから聞いたが二人の記憶がスッポリ抜けてるそうだな?」

「会長やキキさん、カンツさんのことは覚えてるのに何故か二人の記憶だけ覚えてないんすわ」



う~ん、わからん

「覚えてないんす……」
なぐる

「まぁそのうち殴ってれば治るだろ」

会長の右ストレート!



やめてw古いテレビじゃないんだからw

「ほんま治ってほしいですわ…」

あっ!
そういえば夢の中の女性を知ってるかな?

「会長!ゲーム内で金髪の毛先が顎のあたりまであるショートボブの右頬に傷がある綺麗な女性って知りませんか?」



会長は腕を組み考える

「むぅ、すまん。
記憶は良い方だが覚えがないな」
そうか、残念

「了解しました。では明日にでもインドを経由してジャカルタ目指します」



さぁ、準備は整った。

新しい航海を楽しもう!




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第37話「変性錬金」

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第37話 「変性錬金」



朝食を食べてから馬車に乗って
オックスフォード大学へ向かう

20201026220250531.jpg

朝の大学構内は学生で溢れてたいへん賑やかだ

そんな人混みを掻き分け

別棟にあるアトリエにつく。



一ヶ月ぶりのアトリエは
参考書や実験器具で
ごちゃごちゃしててとっても良い感じだわw


そこまで埃(ほこり)はついてないし
直ぐにでも取り掛かれそうだな

購買部で足りなくなった
ハンマーやヤスリを幾つか購入し段取りする。

そして地球儀の形に作るため木で鋳型を作り、
その後、木型を土に埋めて型にする


さぁ楽しい時間だ!

材料は
イグニスの原液と実験用やすり、
怪しい塊、ミノタウルス呪符、青銅の歯車


それを実験台と実験高炉で変化させる

これですべて揃った。

製作には高度な錬金術と鋳造、工芸が必要となる為、
シンシア主導で俺はアシストだ。


さぁ、上手くいけよ?


怪しい塊とイグニスの原液を融着させるために、
本焼きした後にもう一度低温で焼く。

薬品との相性があるからだ。
怪しい塊と薬と温度と、
配合によってシビアに変わる

これは材料を10%、20%、50%と
かなりシンプルな割合で配合を変えていく。

混ぜすぎると形が崩れてしまうので、
配合によって姿が変わるんで一番いい塩梅を探す。

実験していく中で偶然できるものもあって。
これをやり始めると、
いろいろな結果を見て見たくなって永遠に続いてしまう。

本当はこの3倍ぐらいの実験をしたいぐらい。

でもそうすると材利が足りないのでほどほどにするw


うまく怪しい塊とイグニスの原液が融着したので
高炉から事前に作っておいた地球儀の型に流し込む。



4時間ほど置いて冷えてきたら
土枠を外していき

実験用やすりでバリを削って
地形を刻み込み地球儀に形成していく。


そして中にミノタウルス呪符と青銅の歯車を噛み合わせたら完成だ。

天球技


【古代の天球儀】完成★


スイッチON!

おっ?
地球儀に点滅が!

天球儀に示される場所にアトランティスがあるそうだ

どんな構造で動くのかわからんが
たぶんミノタウルスのアトランティスに対する呪いか?

ある意味オーパーツだなこりゃ。

えらいもんを作ってしまった……



でもこれでアトランティスに向かう為の地図が手に入ったぞ。





少し材料が余ったので、
今度は自前の武器を作る。

この前のピラミッドでは武器が無いため要らない子だったからな。



怪しい塊とイグニスの原液が混ざった
怪しい金属を高炉に入れ
オレンジ色になるまで熱する。

俗に言う火造りだ。
半熔解に熱した金属を外に出しハンマーで叩く!

飛び散る火花!

何回も叩いて形を作る間に、
鉄の結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める。

鉄を伸ばして形を作っているのでは無く、
鉄を粘土のように練って粘りを出したり強さを出す作業になる。


粘土のように何回も練って、
強靭な鋼を作りあげる。

ある一定の限度で叩くことを止め、

全体に粘土を塗って、
刃のところだけ粘土を落として火の中で焼く。

そして、焼けたものを生ぬるい水の中につける。

そうすると刃の部分だけ薄くなって、
粘土をつけてないそこだけ密度が高くなって

非常に硬質の刃物となり刃物として切れ味が増す。


最後は薄く研(と)ぎ、
よく切れるようにする。

完成だ!

ダーノ専用武器、
20201118081135aa6.jpg

【剣スコップ】!!!!



スコップは日本刀より強度が高い上、
短い分小回りが利きナイフ並に素早くとりまわせます!

しかもスコップは
刺して良し
殴って良し
斧の様に切って良し
肢で殴るも良し
棒というより面なので盾にもなる
綺麗に洗えばフライパン代わりにもなる
縁を研げば包丁代わりにもなる
力さえあれば岩も砕ける
角を引っ掛けて切ることも出来る
上手く使えば関節技もキメられる
敵殺害後すぐに埋葬も可能w

それに罠スキルの落とし穴に使えるし、
常に背中に背負って置けば
前みたいに罠にかかっても安心だ!



しかもスコップを極めれば
20201118081137150.jpg

スコップ波動砲も打てる!





まさに俺の理想の武器が
【剣スコップ】なのだ!

攻撃力は120
防御力45
突撃+8
罠スキル+2


うん、手によく馴染む。
これで要らない子とは言わせないよ!


ダーノは【剣スコップ】と【古代の天球儀】を手に入れた!






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第36話 「帰宅」

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第36話 「帰宅」


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三人との出会いと別れを惜しみつつ
一行はロンドンを目指す。


帆にはピノさんから貰った
獅子の紋章が風にたなびいている。

ガレーに獅子の紋章は良く似合う
まるで海賊船みたいだ。



オスマンガレーに乗り換えてからは移動がとてもスムーズになった。

下手なスクーナー船より速いってどうよw


ジェノバから右手にイベリア半島を眺めつつ
リスボンを通り抜け北海を目指す。


お陰で四日掛からずにロンドンに着いた


【イングランド ロンドン】

ん~!
一ヶ月ぶりのロンドン到着だ!

カンツさんにエジプトでの財宝を屋敷に持っていってもらい

その間シンシアと二人で冒険ギルドへ
エジプトでの結果を報告し、
念願の青銅の歯車を手に入れた!


これっていま考えると、
会長にギルドへ手を回して手に入れて貰ったら
エジプトに行かんでも手に入ったんじゃないか?

そしたらピラミッドで死にかけなかっただろうにw

まぁ今更考えてもしょうがない。





あぁ、

一ヶ月ほどだが懐かしい
20201025100325fb3.jpg

やはりここに帰ると落ち着くなぁ

「ただいま~」

「よくぞお戻りになられました!
シンシア様、ウチダーノ様!」

「「「お帰りなさいませ!!」」」


執事のセバスチャン率いるメイド達が
玄関ホールで一斉に出迎える。

「ただいま。お父様に報告があるわ。いらっしゃる?」

「御主人様は執務室にて政務を取り纏めております」

執事は恭(うやうや)しく俯(うつむ)く

「わかったわ。一週間ほど居ることになるから宜しくね」

「承りました」


執務室に赴くと
「おお!シンシアにダーノよく帰ってきた!
カンツは先に帰ってきたが
あれは凄い財宝の山だな!」

ソリマチ会長が歓迎してくれる

会長!

「あれはダーノが命をかけて探しだしたお宝ですわ」

「なに?詳しく話してみろ」

シンシアと二人でエジプトでの話しを掻(か)い摘(つま)んで説明する。

「それは大変だったなぁ、ダーノ。
よく、よくぞ生きて帰ってきたっ!
嬉しいぞっ!(;つД`)」

会長は急に泣き出して肩をバンバン叩きながらハグしてくる。
抱きつく

よし、周りに腐メイドは居ないな。

「おいおい、大袈裟だな」


「何を言う、リネラが居なければお前は確実に死んでいた。
リネラにはタップリと褒美を出しておこう」

確かにそうだ
一瞬だが死を覚悟した。

「この世界での死は易(やす)い。
我々は超人ではないのだ、忘れるな」
会長は泣きながら訴える。

その通りだ。
これはゲームではない、現実なのだ。

「心配してくれてありがとう。目が覚めたよ」

「そうか、財宝はすべて此方(こちら)で換金しよう。
あとで見積書を渡すから部屋でゆっくり休め」



部屋に戻りベットでゴロゴロして
この一ヶ月を思い返してみた

アレクでリネラさんにあって
ピラミッドで死にかけて
ジェノバではジェノスクして友達ができた。

うーん、
まったり航海するのはいつの日か。

船部品だけ作って暮らせたらいいなぁ
そんな妄想をしていたら
メイドが呼びに来る
晩餐(ばんさん)の準備が整ったようだ


晩餐ではカンツさんも合流して
今までの経緯(いきさつ)を説明しながら料理を頂いた。


「オメーらよく生きてたな!乾杯~!」
乾杯会長

「「「乾杯!」」」

イングランド料理はマズイと聞いていたが、
この家の料理は美味しいな。

料理人の腕が良いのだろう。
「イヤーほんと今回はヤバかったですわ!
まさか三連続トラップなんて!」

お、この鱈のソテーなんて絶妙な塩加減!
やるな!

「甘い甘い、古代遺跡じゃよくあるこった。
カンツ、お前が側に居ながらなにしてんだよ」

カンツさんは苦笑いしている

「いやいやいや★今回は四班に別れて探索してたんでどうしようもなかったんですよ~♪」

「言い訳すんな、瞬間移動してでも助けんか~い」


えっ!?
この世界には瞬間移動スキルなんてあるのか?


「会長、それはさすがに無理っすよwww」

だよね~w

会長がこっちに視線を向ける
「んで、ダーノよ。アトランティスは行けそうか?」

このワインいけるな

ワインおかわり~

「材料は揃ったので完成次第ですね」

会長が頭を下げる

「そうか……。迷惑かけるな……」

「気にせんでください、さぁ飲んでのんで!」

豪勢な料理に満足し

食後のデザートも頂きました。


さぁ、明日は大学に行って作りますか。





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第35話 「ジェノスク 3」

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第35話 「ジェノスク 3」




あ~、頭痛い……



痛てっ、ここはどこだ?




…ふぅむ、



また奴隷にでも売り飛ばされたか?



昨日はジェノスクが終わって
打ち上げしてからの……


あ~、うん。

モテモテ王国が降臨したのかw


やっちまった~

こりゃあの3人に謝らんと。

う~んどうしよ


牢屋でやることがないので
考えながら腹筋してたら

シンシア嬢とカンツさんが引き取りにきてくれた。


ん~、
シャバの空気は美味しいのぉ



「いったい何して牢屋に?」
シンシアは珍しく怒っている


「酒に酔ってほぼ全裸の状態で
女性の前で腹踊りしましたw」

「呆れた!
恥ずかしいからもうやめてくださいね!」

ガチで怒ったシンシアは初めてみた。

……はい、

ごめんなさい



「カンツさんも朝まで帰ってこなかったですがどこで何してたんですか?」

カンツさんの背筋が伸びる


「え、ぁ、いやぁ、
起きたら何故か部屋で裸にされて寝てました」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!


睨むシンシア

生ゴミを見るような蔑(さげす)んだ目ツキ。

(ガクガクブルブル)


「あら、ジェノスクに行って楽しい思いができたんですね。
ミャー様に会えたら…
……良い土産話しができましたね」

( ゜Д゜)・∵. グハッ!!
カンツにcritical!

「ち、違うんだ!
酒場の後、宿屋で酒を飲んで、
その後ユカンポさんに縛られて丸裸にされて放置されて。
決して疚(やま)しいことはしていないよ!
そ、それだけは……」

カンツはMP1000のダメージ!
カンツさんは顔面蒼白だ

「ふふふ…」
ニコニコしながら怒るのやめてw

シンシア嬢超怖い

「出航準備は此方(こちら)でしておくので
別れの挨拶をしてきなさいな」
シンシアに送り出され

二人、項垂(うなだ)れながら
ユカンポ達がいる宿に向かう。


宿の主人に呼び出してもらい、
受付け前で待っていると


「「「あ~おはようございます~」」」

階段から3人降りてくる
まだ昨夜の酒が抜けないのか気だるそうだ


「昨日は暴走してごめんなさい!」
頭を下げて謝る


「あぁ、良いよいいよ。気にしないで。
腹踊り面白かったしな」
さすが姉御w

「ビックリしましたがよくあることです」
マルボローさんはニコニコしてる

「……」
ピノさんだけがなにも話さない

うーん、これは嫌われたかな


「許してくれてありがとう。
俺らこれからロンドンに向けて出航するんだ。」


「え、もう行くのか!?
せっかく仲良くなれたのに…」

ユカンポさんはカンツさんのお腹に
ボディブローをかましている。

仲が良いね~


「また戦場にて会いましょう」
ごめん、怖すぎて君とは戦場で遇(あ)いたくないよw

マルボローさんは鎧着てる時と脱いだときのギャップが激しすぎます


ピノさんが近づいてくる

「…これ、あげる。
これを付けていると海賊に襲われにくいから」

手元には獅子の紋章が。

!!!!!!!!!!

「姫!それは我が一門の紋章では!」
マルボローとユカンポが大層驚いている


「良いの。このジェノスクがあったからこそ、
知り合えた。

一緒にジェノスクがんばった仲間。

いつか、大海戦一緒に出れるといいよね。
良かったらフレ登録も受け取って…。

……また逢いたいな

     約束よ…」

そう言って頬にキスされた


ピノさんは貴族の令嬢だったのか

「ありがたく頂くよ。
いつかきっと一緒に出よう」


3人に握手とハグをして別れを惜しみつつ

完成

手を振り港に向かう。



良い出会いだった

縁があればきっと導きがあるだろう





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第34話「ジェノスク 2」

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第34話 「ジェノスク 2」


あー昨夜は楽しかった!
何だかんだで
やっとやり方が解ってきたかな。

まだ初心者に毛が生えたばかりだから心配事もあるけど。

まぁ、メンバーはなんの問題もなさそうだ


二日目の今日は
朝イチで海事ギルドに向かい
20201109072619fb1.jpg

「弾薬輸送船襲撃計画」を受ける


このクエストは情報取得が必要なため
太守執務室前の衛兵に話しかけ
2020110907262068c.jpg

クエスト情報を得る。


クエ確認OK?
水食料積み込んだ?
大砲壊れてない?
船員補充した?

昔ゲームで船員補充し忘れ&大砲載せ忘れてエライ目にあったでねw



確認が終わったらチェニスを出航し、

北北西に舵をきり
サッサリの手前辺りで交戦。


敵船は6隻出たけど見掛け倒しで
このメンバーでは物足りなかった程だ。

俺は風上を意識して操船し、
ピノさんは的確に狙い撃ち、
カンツさんは柱の影から見守ってw

とくにマルボローとユカンポによる
白兵鎮圧は圧巻だった。

無傷の完勝(ふるぼっこ)。

特にマルボローの
敵を恐れぬ突撃は称賛に値する!

初心者のレベルじゃないぞ、これは。



帰りは悠々とジェノバに戻る。



カンツさんの音頭で始まる
「乾杯!」
「「「「かんぱ~い!「」」」」
わ~♪


ただいま酒場でクエスト報告しながら

反省会と言う名の打ち上げ会だ。


「いや~みんな優秀でしたね!驚いたわ!」
手放しで褒め称える


マルボローは俺の右横で
手をブンブン振って照れている

「いえ、そんな!
ダーノさんの指示が適格なお陰です!」

マルボローさんは鎧を脱ぐと

笑顔3


綺麗な女性(おねえさん)でしたw

びっくりだねw


真ん前にいるユカンポさんは
「ほんとだよ!
あのラムアタックにはゾクゾクしたよ!
操舵技術にもしびれたし!」



そう言いながら身体をクネクネしながら
カップにワインを注いでくれる

ピノさんは左横で
「正確な位置取りで今日もクリが狙いやすかった。
……ありがと」

下を向きながらモジモジしている。
可愛い~★


まぁ飲んでのんで

おっとっとっと、
まぁまぁまぁまぁ♪

乾杯~!


「良かったらカンツさん、ダーノさんフレ登録いいですか?」
マルボローさんが上目遣いでうるうるしてくる

「おぅ、カンツよぉ、俺のフレを受け取りやがれ」
カンツさんの頭を羽交(はが)い締めしながら拳でグリグリするユカンポさんw

「「喜んで~♪★」」
カンツさんもテンション高めだ



この2日間で色々学べた。

やはり実践に勝る経験はなし


まず実践ありきで、
足りない知識は走りながら身につける。

大事だね!


そう考えてたら
マルボローさんが腹をつねってくる

「やっぱり早く彼氏を見つけたほうがいいれすかぁ?
聞いてましゅかぁダーノさぁん?」
乾杯

マルボローさんはどうやら絡み酒のようだ

はいはい、
まぁまぁ飲みねぇ!

おっととと、お返しありがとさん
グビグビ、ぷはー


真ん前ではゆかんぽさんが
酔っ払いながらカンツさんに絡んでなにかつぶやいている

「ラウルくんは、いつになったら泊めさせてくれるのかしら・・・。

ううん、アタシが結婚する相手は貴方だけっ!
貴方と・・・もっと早く出会っていれば・・・。

ラウルくんの甘い囁きに騙されて、今日もアタシはアイテムを貢ぐ……」

ゆかんぽの




……うん、

聞かなかったことにしようw






ヤバイ酔ってきた
うぃ~(*ノ▽ノ)



右にマルさん、左にピノさん

両手に華!



これは……、
こちらに来て初めてのモテ期到来か!?


 
「ダーノさん、大丈夫ぅ?」
ピノさんが横で心配している

うぃ~~

うむ、確実に風は
儂(自称:マツジュン)に吹いてるのかもしれん


モテモテ王国復権も近いぞ

あーいかん
これはだいぶ酔いがまわってきたかもかも★



ここは美女達と

くんずほぐれつの
裸のお付き合いがしたいニャー


ふぅ、
暑くなってきた

ええい、
服など飾りよ!

エライ人はそこがわかっとらん!

バッ



はだか
(注: 履いてます)



「「「きゃーw」」」

ピノは目を背けた
マルボローさんは喜んでいる
ユカンポは指の間からガン見だw

ぐへへへwwwww
俺の熱いリビドーを見せつけてやるぜ!


うなれ我が三段腹!

れっ~つ、しぇいきんぐぅ!!


ぶるるるるるるるんぶるるるるるるるぶるるるるるるるんっ!
ぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるる!


いつもより振らさせて頂きます★

みなぎるぜ!


フォォォォォォォオオオ~~!!!!!!!!!!!!

ぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるん!
ぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるぶるるるるるるるん!

ちゃんと履いてますから~!


よいではないか!よいではないか~w★




ん?

(強い視線)

はっ!!!

なに奴じゃっ!?

(外には警ら隊が二人睨んでいる)


ちょ、違っw


「ほぼ丸裸で怪しい奴だな!ちょっと屯所までこい」

ガシッ!
20150811163741d13.jpg



「こら離せ!!!
儂をどこに連れていくのじゃwwww」



ぎゃわわわ!


「これは運営の罠じゃよw

アッーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」






ダーノは警ら隊に連れていかれた。


「あー、ダーノさん、
モテモテ王国が降臨したのか。……懐かしいw」
「ダーノさん~残念~」「破廉恥(はれんち)です!」

「カンツさん宿で飲み直しましょ♪」
「あーユカンポ、ズルい~!私も行く~!」
「私も~」

闇に消えるカンツォーネ達



アッーーーーーーーーーーー!!


再び真夜中にダーノの声が響き渡る





監獄行きとなった哀れウチダーノ

いつか報われる日はくる、

……のか?w



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第33話 「ジェノスク 1」

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第33話 「ジェノスク 1」





「良かったら二人混ぜてくれないか?」


キップの良い
背の高い姉御肌の女性に声をかける

yukannpo.png

「ああ、歓迎するよ。私はユカリナ。
職業は地方海賊で突撃と収奪が好物かな。

そしてこっちがマルボローとピノ」

ユカリナが残りの二人を紹介する

「私は騎士のマルボロー。白兵を得意とする。良しなに頼むぞ」

マルボロー
ガッシリとした白銀の全身西洋鎧を着た威丈夫だ
これは中々の腕前とみた



最後は
「私はピノ。砲撃が得意。よろしく」
ぴなさん

そっけなく応えるが

小柄で肌は浅黒いがスタイルは良い
外ハネな髪型の娘だ


「俺の名はウチダーノ。気軽にダーノと呼んでくれ。職業は船大工で船部品作りが得意だ」
「僕はアドリア海の海賊カンツォーネ!ラムアタックが得意かな!ヨロシクね★」


メンバーは俺、カンツ、ピノ、マルボロー、ユカリナの五人。



さっそくギルドのジェノスクに登録し、
20201109072616fcc.jpg

受けるクエストは「商船狩り」。

クエストを全員受け、
戦闘用ピンネースを借りる。勿論船員付きだ。


クエ確認OK?装備OK?
おやつは300円までOKだよ


よし、出航だ!



リーダーは経験豊富なカンツさん、
副リーダー&白兵はユカリナ。
ピノ、マルボローは砲撃・白兵戦に備え、
操船は回避が得意な俺となった。

ベテランのカンツさんは手出しせず見守り係だ。

ジェノバを出て南西に舵を取り

カリアリ西側のエリアに近づくと
ソロなので敵ガレー船は4隻。

「敵船舶発見だよ★船員戦闘配置について!」
カンツの指示に従い各々配置につく


すぐさま回避スキル発動

白兵戦に持ち込みたい敵船は
常に頭をこちらに向けるので船首を狙いやすい。

うまく風上に舵を取り
ピノの貫通&弾道スキル発動


狙い済まして……

「ファイヤー!」

ドゴーーン!

見事砲撃は船首にcritical!!
上手い!

敵船は船首に穴があき一発轟沈だ!
敵の装甲はやわいな

もう1隻もピノさんは
何発か当てて手堅く撃沈。




よし、再度風上に移動だ。

メインセイルが風をはらんでいる側に出して、

「ロープを目一杯牽け!」
船員に指示をだす。

ジブシートをロープで引き込んでゆくと、
メインセイルと同じように風をはらむ。


更にジブシートを引き込んでゆくと、
スルスルと速度が上がり風上を滑るように移動。

だが敵もその隙をついて漕船で突っ込んでくる。

避けられない!




その刹那、
「面舵一杯!!落とされないようそこらにしがみつけ!」
 
船体が軋(きし)むように急回旋し
カンツさん直伝のラムアタックが炸裂★

ズキューーン!(アッー!)



敵船はどてっ腹に大穴あけて行動不能。




最後の1隻は
白兵戦で敵旗艦に接舷(せつげん)し

マルボローとユカリナは
嬉々として船に乗り込む!




「私の奥義、受けてみよ!」

マルボロー

マルボローの鋭い突進

敵はマルボローの攻撃に成すすべもなく倒れていく



反対側では敵船員に囲まれたユカリナは敵をにら目付け

「へへへ、あたいの胸に抱かれたい奴はかかってきな!」


ユカリナは必殺技を繰り出した
202011090839067bf.jpg

「必殺技キープ·カマヨック!」



囲んでいた敵船員は全て吹っ飛ぶ!


なんと言うか、凄まじい技だw


その後もマルボロー、ユカリナの突撃は熾烈(しれつ)を極め、
見事敵旗艦を拿捕した。




~~~~~~~~~~





「戦闘終了お疲れ様~~★」
カンツさんが宣言する


皆でハイタッチ
♪( ´∀`)人(´∀` )♪
いえーい♪

「お疲れ~」「乙」
ただいまチュニスの酒場にて

クエスト報告をしつつエールで乾杯だ。



かんぱ~い♪

「ユカンポの突撃は迫力満点だったな」

「ユカンポ?」
マルボローの発言に首をかしげる

「あぁ、
私の名はユカリナ・テンポスと言うが
親しい奴は短縮してユカンポと呼ぶんだ。
良かったらユカンポと呼んでくれ」

「ああ、ユカンポさんだね、改めて宜しく頼むよ」

「水くさいじゃないか、ユカンポでいいさ。
さぁ改めて乾杯だ!」
かんぱーい!
ウェーイw

マルボローさん鎧着たまま飲むんだ
器用だなw

ユカンポさんはカンツさんを捕まえてガンガン飲ませている。

たまに腹にワンパン入れてるけど、
なにやってんだかw


ワイワイと楽しく話しを聞いていると、
ピノさんがツツツと側に寄ってきて耳打ちする

「私ね、ジェノスクしてても
うっかりボケて間違えてること多いし、
相方に言われるまで気づかないこともよくあってここ最近へこんでたんだ……。

でも今日は嬉しかった。
今まで上手く当てれなくて悔しかったから」

そうなんだ……

「お陰でなんだかコツを掴めたみたい。

  ……ありがと」
にーのとだーの

顔を真っ赤にしてモジモジして向こうに行ってしまった。
なにこの小動物は!可愛い~★


マルボローさんは男らしく一人黙々と酒を飲んでいるな。
ただ、鎧を着ながらどうやって飲んでるのか謎である。

さすがは騎士!



ユカンポさんはカンツさんを羽交い締めにしながら腹だして寝てるよ。
豪快だなw


今度から姉御と呼ぼうw



結局夜遅くまでどんちゃん騒ぎをし、
仲間との絆を強めたのであった。






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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)

第32話「ジェノバ」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第32話 「ジェノバ」




みゃ~みゃ~

カモメがマストに止まって
暢気(のんき)に鳴いている



海は広いな~大きいな~♪



青い空に蒼い海!!!!

空にはカモメ、横にはイルカの群れ♪

lgf01a201412151900.jpg

凪(な)ぎな海でもオスマンガレーならスイスイ進む


ああ、俺は帰ってきた、

大海原よ!
私はまたここに帰ってきた!ヾ(*T▽T*)

私の心は、今の空のように震えている……


「あーーー!


海~が~好~き~~~~!!!!!!!」



ふぅ、



思わず叫んでしまった。




シンシアは呆れたように側で微笑んでいる



やはり海は良い

全ての雑念を忘れさせてくれる



そもそも船部品職人に
ピラミッド探索なんかさせないでほしいわw



俺の精神力は枯渇したよ!

そう呟(つぶや)きながら
船内で船部品を作ってます

遺跡で望遠鏡を沢山見つけたから
マストトップを作ろう

これ俺の精神安定剤ね★



ただいまアドリア海を抜けて

ジェノバに向けて航海中だ。



ジェノバにマストトップを持っていく依頼が
商会から来たからだ。


ロンドンに帰る途中だしね

ジェノバかー

むかし、
【母を訪ねて三千院】
ってテレビアニメがあって
まるごー

その主人公のマルゴーが出家した母親を探しに
一人で苦労しながら南米ペルーまで教会を訪ね歩く内容なんだけど、
これがまた泣ける!
三回泣いた!若いひとは是非見て欲しいアニメだよ★

帆船スループも出てたし!萌えた!
宮咲速男監督の初期の名作だ。

その主人公マルゴーが
ジェノバっ子ということだ。

うん、どうでもいい情報ごめんなさいw



そんな妄想をしながら
船はジェノバに寄港する。



【イタリア ジェノバ】


じぇのばっこ

「は~ここがジェノバか~!」

アレクサンドリアを出て
ドルマンからちょいとオサレな服に着換えさせられた

三人で港を離れ
東インド商会ジェノバ支店にマストトップを納品した。

「ダーノさんはジェノバ初めてでしたか★」


カンツォーネは屋体の焼き鳥を口にくわえながら歩いている。

食べ歩きは行儀悪いぞw


「あぁ、なかなか活気があって良い街だな」

オレンジ色の明るい煉瓦屋根が続き
まるで映画のワンシーンのような光景だ


ここから箒(ほうき)に股がって飛んでいきたいなw




「酒場前はもっと凄いわよ♪見に行く?」


そうなんだ!

「是非行ってみたいな!」


シンシアに誘導され
中心部にある酒場前に到着する。


「ここが、初心者海事上げの聖地、

ジェノバ名物ジェノバスクール!
通称ジェノスクよ!」


そこは、
あちこちにメンバー募集のプレートを持った若者達で溢れている

ジェノスク

「こちら商船狩り2名@3人募集~!」

「大船団で途中ゴンサロ、ロドリゴ狩ります。@4人」

「ジェノスク募集、3連戦行く方ー @1 」

勧誘の声かけで大変賑やかであった。

凄い熱気だな

シンシアが教えてくれた
ジェノスクの内容はこうだ。

――――――――――――

まず3~5人でパーティー組んで
ジェノバでクエストを受け、
艦隊戦を終えれば

チュニスの酒場で報告し、

海事ギルドにて新たに
チュニス発の護送船、
または弾薬輸送船襲撃計画を受ける。

―――――――――――――

ジェノバ←→チュニスをぐるぐる回す。
これの繰り返しをして熟練度を上げるのだそうだ。


ジェノスクで仲間になったメンバーは、

そこから意気投合して、
商会を立ち上げたり

部活の友達みたいになったり
ここで一生の友を得ることもあるそうだ。



「懐かしいなぁ★僕も昔ここで鍛えたんですよ……。
ダーノさん、
良かったら一度体験してみましょう!」


「え、まじで!?」



「そんなに急ぐ旅じゃないし、
海事の経験も必要でしょ。
私は宿にいるから。いってらっしゃい♪」

シンシアは足早に宿に戻る。



酒場前でカンツさんと二人考える

う~ん、
さて、どうしたもんか。


そこに……

「ジェノスク募集@2! 初心者歓迎よ~。

あら、そこのお兄さん良かったら一緒にやらない?」

かんつー


色っぽい女海賊が声をかけてくる


さて、どうしたもんか。








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第31話「入院」

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第31話 「入院」


リネラさん達に救出された俺は

すぐさまアレキサンドリアの病院に運ばれ入院した。


あの落とし穴の罠は
かなりの高度な罠でシンシアでは解除できず

アレクで高レベル冒険者を募ったところ
リネラさんが一番優秀だったようだ


人は見掛けによらないもんだ


リネラさんを連れて戻り
罠を解除してくれたらしい


五日間もよくあんな環境で生き延びたもんだ

生存スキルと
リネラさんのくれた御守りのお陰だな




その後
俺が落とされた落とし穴を奥まで探索した結果、

さらなる莫大なお宝を発見したらしい

歴史的大発見である


クエスト依頼の
クヌム像もシンシアがちゃんと回収したみたいだし。

うん、やはり仲間は優秀だ!



そんなこんなで

いま俺は病室で横になっている。

隣にはシンシアが
椅子に座ってリンゴを剥いてくれている



ふぅ、

のどかだ

「助かったんだな……」

シンシアはリンゴを食べさせてくれる

「心配しましたよ、本当に……」

うっすらと頬を濡らし心配してくれる

やはりシンシアは良い子だ



極度の孤独な状況から今の環境だから

どうしても気が抜けてしまう



そんな甘い雰囲気を漂わせていると、


ドアの向こう側からこちらを望遠鏡で覗いている変態…
もとい、
202011150836478e4.jpg

猫耳リボンを着けた
リネラさんが部屋に入ってきた




「お~元気にしてたかにゃ―?

イチャイチャセンサーが
びんびん立ってるからお邪魔だったかにゃふふふ?」

どこのアホ毛センサーですかw






「あぁ、この度は助けてくれてありがとう!

リネラさんに貰った御守りのお陰で命を繋げれた。

命の恩人だ!」



「水くさいにゃ、
でもホントにぼくのこと忘れてるみたいだね?」


「ん?この間酒場で話したじゃないか?
ユリアとかと」


「ふー、シンシアの言った通りにゃ。

ぼくもあっちから飛ばされてきて
ゲームでずっと一緒にいたっしょ?

したっけ商会は途中で離れたけど」


駄目だまったく覚えていない




「ごめん、まじで覚えてないわ。
シンシア、どうなんだ?」

シンシアは俯(うつむ)きながら応える

「私は父からリネラさんとダーノは同郷で
同じ商会メンバーと聞いていたので静観してたのだけど、
明らかに対応がおかしかったから後で連絡を取り合ったの」

そうだったんだ……



「酷い男だにゃ!
お屋形さまとのあの萌えるような
腐りっプリは何処へいった!?

この分だとお抱え氏も忘れてそうだにょ!」

フーフー!

リネラさんは瞳孔開きっ放しの
脳汁どぱどぱの興奮状態だw


「いや、それだけは無いw

すまん、それは覚えていない……。
お抱え氏とはなんて名前なんだ?」


いかん、ほんまに記憶に無いぞ


「あー、お抱え氏怒るだろなぁ。
シラセ提督様にゃ!

今はカリカット支店に居るから
こっちには来れないけど

それ知ったら、魔姦肛殺砲(まかんこうさっぽう)を喰らうにゃ!」



まじやめてw

お尻がヒヤッとしたわw



ふぅむ、
しかしいったい何なんだろう?

記憶喪失か?


それにしてはピンポイントすぎる

頭の中の女性といい、
なにか共通点があるだろうか?

要検討だ


「ところで怪我はもう大丈夫かにゃ?」



「あぁ、やっと医者から御墨付きが出て
明日には退院してロンドンに戻るよ」

「それはにゃにより♪」

リネラさんには世話になった

うん、思いきって聞いてみよう

「良かったらリネラさんも一緒に来てくれないか?
君がいると頼りになるんだ」



リネラさんを勧誘するが

「嫌だにゃ!
ぼくはユリアにゃんから離れにゃい!!!」

にべもなく断られる。

ぶれないなw


まぁしょうがない。

また記憶が戻ったら会いにこよう





これでアレクですることはなくなった



次の日、
病院を無事退院し

ピラミッドで見つけた
ツタん

ツタンカーメンをかぶってみた


すごくしっくりくるw


このままこの格好で行こうとしたら

シンシアに殴られたw


病み上がりに酷いw


さあ久し振りに愛船で出航だ




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第30話「ピラミッド 3」

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第30話 「ピラミッド 3」


………………………………


………………………



……………



……うぅっ、





ここは何処だ……?



たしか落とし穴に落ちて



床にぶつかって……




いかん、よく覚えていない




強く頭を打ちつけたせいか
頭がはっきりしないし、


腰を痛めたのか立ち上がれない


状況を把握したいが
真っ暗なのでなにも見えない



はっきり判ることは


まだ生きていること……





ふぅ





~~~~~~~~~~~




………

………



はっ!

おちこむ

意識が飛んでしまっていたようだ


あれから何時間過ぎたかわからないが

お腹は空いた



手持ちの食糧は水筒に入った水だけ

携帯食を持ち忘れたのが悔やまれる


その水筒も先ほど底をついた




もうもたない



どうしたものか……





~~~~~~~~~~~










もうどのくらいたったのだろう……





喉はカラカラだが
まだ生きている



普通ならもう倒れてもおかしくない




これは生存スキルのお陰だろう



あとリネラさんから貰った御守りに
干したデーツ(ヤツメナシ)が2粒入っていた



ありがたい




本当に……


甘味がこんなに身体に沁みるとは



この二粒が生命線



ほんの一欠片ずつちぎり
口に含める


種は味がなくても
唾を出すためしゃぶる




まだだ


……まだ死ぬ訳にはいかない




だが意識が朦朧(もうろう)としてきた




この世界にきて色々な事があったけど

みんなどうしてるかなぁ……




シンシアは心配してるだろうなぁ
頼りない船長でごめんな

だれか良い人が見つかるといいなぁ


ドミンゴさんにも世話になったけど

まぁ、あの人なら何処にいっても引っ張りだこだろぉ


リスボンのヒナやクマはどうしてるだろ

ちゃんと店先でクマに腹芸仕込んでるかな?




カンツさんかぁ

今度からはカンツさんが主人公だといいな

カンツの大冒険は楽しそぉだ

カリブ海での海賊ロマン!

屈強な海賊団とか結成してさ
海賊王に俺はなるっとか言ったりw

俺も連れてってほしいわぁ


心残りなのは
ミャーさんを見つけて
カンツさんと幸せにしてやれなかったこと……

それだけが悔しくてくやしくて――――



ソリマチ会長は……


どうでもいいやw

ははは……


いつも殴られるしさぁ
お節介やきだしすぐ泣くしよぉ


……良い人だよなぁ、

ちきしょう……




あと、

さっきから頭の中で


綺麗な女性が哀しそうに心配してくれている


なんだか懐かしい感じがするよ



でも誰だよ、


あんた……

女神

幾ら思いだそうとしても霧掛かって思い出せない


俺はあんたなんか知らな……



―――――その時、






大粒の涙が―――




涙が滝のように留(とど)めることをしらない



……ははは、



まだ出る水があったのか




なんだよ、


そんな悲しい顔すんなよ


心配してくれるのは嬉しいけど




俺は……

もう疲れたよ……




このまま死んでいくんだ……







……死ぬ?


!?



俺は何を弱気になっているんだ



まだ死ねない!



日本に家族を残して
逝くなんてできないんだ!




死にたくない!!




助けてくれよぉぉぉぉ!




だれか、







ひとりは寂しいよぉ……










こんなところで




朽ち果てるなんて、




……悔しすぎる、だ…ろ――――








…………










………








……









永遠にも等しい静寂のなか、











カガガガガガガガガガガガガガガガガガ!






静寂が破れた



「ダーノ!生きてるにゃ!?」

りねらさん



朦朧としながら

猫耳を確認した後、



意識が飛んだ。





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第29話 「ピラミッド 2」

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第29話 「ピラミッド 2」







順調に探索を続け今日からは深層だ



これまでよりかなり強い
王墓盗掘団員といった敵に遭遇するも

船員30人の前には成すすべもなく倒れ去る。


ボコボコにタコ殴りw



「ふふふふふふふ……圧倒的じゃないか我が船員は!」


指揮官がヘタレでも
優秀な部下に囲まれていれば問題なし。


そんな事を考えていると、
船員からの報告が。


北東の角80m地点にある、
石材が剥がれ落ちてできた窪みのような場所と、
その奥にある洞穴のような空間を調査することにした

とても不自然なのだ。


ピラミッドがどうやってつくられたのかは
未だに分かっていないが、


その場所と空間は洞穴のなかの石材は
不揃いで方向もバラバラ。
2020111620535197c.jpg

これまでピラミッドは
内部も整然と石が積み上げられていたので意外な発見だ。



洞穴のような空間はとくに異常は無かったのだが、




窪みのような場所は……、

ビンゴ!

奥に隠し通路があるようだ。

船員達に指示を出し早急に掘り進める。


かなり固い壁ではあったが
無事、通路を見つけた!


未到達地帯には何があるかわからない


慎重に罠の解除を施しながら。


特にピラミッドは
奥に行けば行くほど罠が待ち構えていて



さすがに船員達にも疲労の色がみえる。



だが少しずつ前進し
奥に小部屋を発見!


喜びに湧く一行

中に入ろうとした瞬間……



後ろから、
墓荒らしの長と墓荒らし10人による強襲!!



どうやら跡(あと)をつけられていたようだ



いきなり後ろから襲われた為、
混乱したが

即座に反転し
辛(かろ)うじて退(しりぞ)ける。


よし、なんとか倒せた!



先ほどの発言フラグを
危うく回収してしまうところだった

気をつけなければw



気を取り直し奥にいくと

奧の小部屋には

玄室があり山のような副葬品があった。


金箔が貼られた棺、マスク、光り輝く椅子とベッド、

馬車、凝った装飾が施された石灰岩のつぼ、
宝石の入った象眼細工の箱、人毛で作られたかつら、
パピルス製のかご、
革や草を編んで作ったサンダル、
山のような黄金の装飾品の数々。

それに棺の周りを囲むように
「シャブティ」と呼ばれる木製の小像。
これは死後の世界で故人の召使いとして働く者たち。



なんとも凄い!
財宝

大発見ではないか!

思わずガッツポーズをしてしまう

早くシンシアを連れてきて解析しなければ!!




船員たちはお宝を回収して忙しそうに動き回っている



感動に打ちひしがれて少し疲れたので、

段になっているところに腰かける





その刹那、


ヒュンッ!!!!

仕掛け矢と岩落としの罠が!!




突然の攻撃に
船員達は慌(あわ)てふためく


『仕掛け矢と岩落としに気を付けろ』と言われていたのに!



さらに追い討ちをかけるように



ガタッ!

うぉっ!
落とし罠か!


「うわーーーーー!」



ダーノは吸い込まれるように消えた



「「「「だーのさん!」」」」




船員たちの声も虚しく

落とし穴は無惨にも口を閉ざした。



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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)




プロフィール

うちだーの

Author:うちだーの


縺セ縺医☆縺ィ繧浩convert_20160229100712
(ラビ師匠作)

大航海時代A鯖
名前:ウチダーノ
国籍:イングランド

ロンドン
英・東インド会社商会所属

第6代目 会長 →副会長

おもに平日お昼に生息してます
ただいま商会員募集中♪

◎A鯖定期バザー
①毎月 1日22時 
チュニスマーケット
②毎月第一月曜日21時 
ヴェネ祭り
③毎月17日21時 
ジェノババザー
④毎月第三土曜日21時 
アムスバザー

◎E鯖定期バザー
①毎月第一金曜日22時 
アムステルダム定例バザー
②毎月第一土曜日21時 
フリーマーケットinセビリア・セビリアオークション
③毎月第二土曜日20時 
海一バザー
④毎月第二・四日曜日20時 
マルセイユ日曜市



20150125210846928s_convert_20150126115238.jpg
(☆彩香さん作)

giren3s_convert_20150612115018.png
(ダニエリさん作)

2015081412413240fs.png
ラビさん作

集合写真
らびさん作

繝€繝シ繝弱す繧「繝ウ繝悶Λ繧ケ繝舌Φ繝雲convert_20160305130124
ラビさん作

20161129093501e0e.png
らびさん作


自画像
クレーさん作

20161222233252e81.png
ひーさん作

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