第36話 「帰宅」
こんにちは~(*´ω`*)
始めから読みたい方はこちらからどうぞ(。•̀ᴗ-)✧
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第1話はこちら♪
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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』
第36話 「帰宅」
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三人との出会いと別れを惜しみつつ
一行はロンドンを目指す。
帆にはピノさんから貰った
獅子の紋章が風にたなびいている。
ガレーに獅子の紋章は良く似合う
まるで海賊船みたいだ。
オスマンガレーに乗り換えてからは移動がとてもスムーズになった。
下手なスクーナー船より速いってどうよw
ジェノバから右手にイベリア半島を眺めつつ
リスボンを通り抜け北海を目指す。
お陰で四日掛からずにロンドンに着いた
【イングランド ロンドン】
ん~!
一ヶ月ぶりのロンドン到着だ!
カンツさんにエジプトでの財宝を屋敷に持っていってもらい
その間シンシアと二人で冒険ギルドへ
エジプトでの結果を報告し、
念願の青銅の歯車を手に入れた!
これっていま考えると、
会長にギルドへ手を回して手に入れて貰ったら
エジプトに行かんでも手に入ったんじゃないか?
そしたらピラミッドで死にかけなかっただろうにw
まぁ今更考えてもしょうがない。
あぁ、
一ヶ月ほどだが懐かしい

やはりここに帰ると落ち着くなぁ
「ただいま~」
「よくぞお戻りになられました!
シンシア様、ウチダーノ様!」
「「「お帰りなさいませ!!」」」
執事のセバスチャン率いるメイド達が
玄関ホールで一斉に出迎える。
「ただいま。お父様に報告があるわ。いらっしゃる?」
「御主人様は執務室にて政務を取り纏めております」
執事は恭(うやうや)しく俯(うつむ)く
「わかったわ。一週間ほど居ることになるから宜しくね」
「承りました」
執務室に赴くと
「おお!シンシアにダーノよく帰ってきた!
カンツは先に帰ってきたが
あれは凄い財宝の山だな!」
ソリマチ会長が歓迎してくれる

「あれはダーノが命をかけて探しだしたお宝ですわ」
「なに?詳しく話してみろ」
シンシアと二人でエジプトでの話しを掻(か)い摘(つま)んで説明する。
「それは大変だったなぁ、ダーノ。
よく、よくぞ生きて帰ってきたっ!
嬉しいぞっ!(;つД`)」
会長は急に泣き出して肩をバンバン叩きながらハグしてくる。

よし、周りに腐メイドは居ないな。
「おいおい、大袈裟だな」
「何を言う、リネラが居なければお前は確実に死んでいた。
リネラにはタップリと褒美を出しておこう」
確かにそうだ
一瞬だが死を覚悟した。
「この世界での死は易(やす)い。
我々は超人ではないのだ、忘れるな」
会長は泣きながら訴える。
その通りだ。
これはゲームではない、現実なのだ。
「心配してくれてありがとう。目が覚めたよ」
「そうか、財宝はすべて此方(こちら)で換金しよう。
あとで見積書を渡すから部屋でゆっくり休め」
部屋に戻りベットでゴロゴロして
この一ヶ月を思い返してみた
アレクでリネラさんにあって
ピラミッドで死にかけて
ジェノバではジェノスクして友達ができた。
うーん、
まったり航海するのはいつの日か。
船部品だけ作って暮らせたらいいなぁ
そんな妄想をしていたら
メイドが呼びに来る
晩餐(ばんさん)の準備が整ったようだ
晩餐ではカンツさんも合流して
今までの経緯(いきさつ)を説明しながら料理を頂いた。
「オメーらよく生きてたな!乾杯~!」

「「「乾杯!」」」
イングランド料理はマズイと聞いていたが、
この家の料理は美味しいな。
料理人の腕が良いのだろう。
「イヤーほんと今回はヤバかったですわ!
まさか三連続トラップなんて!」
お、この鱈のソテーなんて絶妙な塩加減!
やるな!
「甘い甘い、古代遺跡じゃよくあるこった。
カンツ、お前が側に居ながらなにしてんだよ」
カンツさんは苦笑いしている
「いやいやいや★今回は四班に別れて探索してたんでどうしようもなかったんですよ~♪」
「言い訳すんな、瞬間移動してでも助けんか~い」
えっ!?
この世界には瞬間移動スキルなんてあるのか?
「会長、それはさすがに無理っすよwww」
だよね~w
会長がこっちに視線を向ける
「んで、ダーノよ。アトランティスは行けそうか?」
このワインいけるな
ワインおかわり~
「材料は揃ったので完成次第ですね」
会長が頭を下げる
「そうか……。迷惑かけるな……」
「気にせんでください、さぁ飲んでのんで!」
豪勢な料理に満足し
食後のデザートも頂きました。
さぁ、明日は大学に行って作りますか。

一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)
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第36話 「帰宅」
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三人との出会いと別れを惜しみつつ
一行はロンドンを目指す。
帆にはピノさんから貰った
獅子の紋章が風にたなびいている。
ガレーに獅子の紋章は良く似合う
まるで海賊船みたいだ。
オスマンガレーに乗り換えてからは移動がとてもスムーズになった。
下手なスクーナー船より速いってどうよw
ジェノバから右手にイベリア半島を眺めつつ
リスボンを通り抜け北海を目指す。
お陰で四日掛からずにロンドンに着いた
【イングランド ロンドン】
ん~!
一ヶ月ぶりのロンドン到着だ!
カンツさんにエジプトでの財宝を屋敷に持っていってもらい
その間シンシアと二人で冒険ギルドへ
エジプトでの結果を報告し、
念願の青銅の歯車を手に入れた!
これっていま考えると、
会長にギルドへ手を回して手に入れて貰ったら
エジプトに行かんでも手に入ったんじゃないか?
そしたらピラミッドで死にかけなかっただろうにw
まぁ今更考えてもしょうがない。
あぁ、
一ヶ月ほどだが懐かしい

やはりここに帰ると落ち着くなぁ
「ただいま~」
「よくぞお戻りになられました!
シンシア様、ウチダーノ様!」
「「「お帰りなさいませ!!」」」
執事のセバスチャン率いるメイド達が
玄関ホールで一斉に出迎える。
「ただいま。お父様に報告があるわ。いらっしゃる?」
「御主人様は執務室にて政務を取り纏めております」
執事は恭(うやうや)しく俯(うつむ)く
「わかったわ。一週間ほど居ることになるから宜しくね」
「承りました」
執務室に赴くと
「おお!シンシアにダーノよく帰ってきた!
カンツは先に帰ってきたが
あれは凄い財宝の山だな!」
ソリマチ会長が歓迎してくれる

「あれはダーノが命をかけて探しだしたお宝ですわ」
「なに?詳しく話してみろ」
シンシアと二人でエジプトでの話しを掻(か)い摘(つま)んで説明する。
「それは大変だったなぁ、ダーノ。
よく、よくぞ生きて帰ってきたっ!
嬉しいぞっ!(;つД`)」
会長は急に泣き出して肩をバンバン叩きながらハグしてくる。

よし、周りに腐メイドは居ないな。
「おいおい、大袈裟だな」
「何を言う、リネラが居なければお前は確実に死んでいた。
リネラにはタップリと褒美を出しておこう」
確かにそうだ
一瞬だが死を覚悟した。
「この世界での死は易(やす)い。
我々は超人ではないのだ、忘れるな」
会長は泣きながら訴える。
その通りだ。
これはゲームではない、現実なのだ。
「心配してくれてありがとう。目が覚めたよ」
「そうか、財宝はすべて此方(こちら)で換金しよう。
あとで見積書を渡すから部屋でゆっくり休め」
部屋に戻りベットでゴロゴロして
この一ヶ月を思い返してみた
アレクでリネラさんにあって
ピラミッドで死にかけて
ジェノバではジェノスクして友達ができた。
うーん、
まったり航海するのはいつの日か。
船部品だけ作って暮らせたらいいなぁ
そんな妄想をしていたら
メイドが呼びに来る
晩餐(ばんさん)の準備が整ったようだ
晩餐ではカンツさんも合流して
今までの経緯(いきさつ)を説明しながら料理を頂いた。
「オメーらよく生きてたな!乾杯~!」

「「「乾杯!」」」
イングランド料理はマズイと聞いていたが、
この家の料理は美味しいな。
料理人の腕が良いのだろう。
「イヤーほんと今回はヤバかったですわ!
まさか三連続トラップなんて!」
お、この鱈のソテーなんて絶妙な塩加減!
やるな!
「甘い甘い、古代遺跡じゃよくあるこった。
カンツ、お前が側に居ながらなにしてんだよ」
カンツさんは苦笑いしている
「いやいやいや★今回は四班に別れて探索してたんでどうしようもなかったんですよ~♪」
「言い訳すんな、瞬間移動してでも助けんか~い」
えっ!?
この世界には瞬間移動スキルなんてあるのか?
「会長、それはさすがに無理っすよwww」
だよね~w
会長がこっちに視線を向ける
「んで、ダーノよ。アトランティスは行けそうか?」
このワインいけるな
ワインおかわり~
「材料は揃ったので完成次第ですね」
会長が頭を下げる
「そうか……。迷惑かけるな……」
「気にせんでください、さぁ飲んでのんで!」
豪勢な料理に満足し
食後のデザートも頂きました。
さぁ、明日は大学に行って作りますか。

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