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第50話「台湾沖」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第50話 「台湾沖」




昨夜はあれから遅くまで飲んで
朝までドンチャン騒ぎだ


頭がいたい…


昨夜のうちに執事さんにお願いして、

蜂蜜10樽硝石100樽を
朝一番に船に載せるよう手配しておいて良かった……

忘れてたからw


ちなみにラナンさんは
商会が保有する戦闘用ガレオンに乗り、

オスマンガレーと2隻で
艦隊を組んで一緒にジパングを目指すことになった


よし、準備万端。


カリカットを出港しよう



「錨を上げて帆を張れ!すぐ出立だ。
面舵いっぱーい!!」

舵を右に目一杯取りゆっくり離岸する。
ガレー

【プララーン号】出航!


風は追い風で順調な滑り出しだ

舵を東南に取りセイロン島を左に眺め、
そのまま東南に進んでマラッカ海峡を越える



普通なら細々とした海賊に襲われるんだが
流石に戦闘用ガレオンに喧嘩を売る海賊はいないようだ。



後方には艦隊を組む
ラナンさんが操る戦闘用ガレオン
2020120311052653f.jpg

これまでに海を渡った船の中でも際立って美しい姿だ。

手の込んだ彫刻と、
贅沢にあしらった装飾物が、
船尾を美しく飾っており、

刺しゅうの施された最上級の帆布が、
甲板の上に光輝を添えて優雅である

それでいて、
いざ海戦になると、

その堅い装甲で味方を庇いながら
側砲からは激しい雷(いかづち)を叩き込む。

その牙は敵船に容赦なく襲いかかる
頼もしきバトルシップだ。

突撃オスマンガレーだけでも強力なのに、
戦闘用ガレオンもいれば鬼に金棒だわ。




そのままマニラまで無寄港でいけた


マニラではあまり欲しいものが無かったので水と食料を補給し出港する

ちらほらと遠くに海賊船らしき船影は見えるが、
こちらの陣容を見て逃げ出してる始末だ

いや~こりゃ楽チンだ




舵を東北に取り
左手に台湾を過ぎたところで


マストトップの見張り役が叫ぶ

『10時の方角に海賊船五隻!』


一隻の商用キャラックがダウ五隻に襲われている!


戦力比でいえば2:5と不利であろう。

1:1であれば問題ないが
5方向から攻め立てられれば恐らく為す術がない。

向こうが気づかない内に強襲して
個別撃破が望ましい


いかん!グズグズしていたら商船がやられそうだ!

不味い、このままじゃ間に合わないぞ


そう言えばカリカットで怪しい親父から

戦闘になったら使えと言われたな…


えっと、こうかな?


お守りを空にかざすと…

202012041517054b9.jpg



ゴゴゴゴゴゴっ……!!



な、なんだ!?



空から巨大な火柱が敵船に降り注ぐ!
20201204151707bf2.png


マジか!太陽の護符とはw


敵船は思わぬ攻撃に動揺している



急いで後続のラナンさんに
あらかじめ決めておいた手旗信号で攻撃を指示する。

【海賊船を強襲する!】



「突撃ー!」

カンツさんが漕船スキルを発動
「ソイヤ!ソイヤ!★」

カンツさんの掛け声に合わせて
漕ぎが格段に速くなり急加速状態に。

貫通・弾道・重量スキルを発動

手近の1隻にぶち込み速度を奪う。
他4隻は散開してこちらに3方向から迫る構えか


2隻はラナンさんに任せよう

機雷を適当に置き直進を躊躇わせる。

敵船からも砲撃されるが
たいして貫通力はないようだ。
損害は軽微。

わずかな時間を稼ぎ此方(こちら)からもキャノン砲をお見舞いする!

敵船首に着弾!見事1隻を大破!


うぉっ!
その隙を縫ってもう1隻が迫り来る!


「面舵いっぱい!!ロープを逆方向に目一杯牽け!」
手早く急旋回指示をだす。

メインマストのラティーンセイルを
リギングロープで滑車を使い手際よく引き込んでゆくと、

オスマンガレーはスルスルと速度を上げ急旋回

接舷狙いで深く踏み込んできた敵船の鼻先に
キャノン砲80門が火を吹く!

「撃てー!」
20201203110528af9.jpg

【ドーン!!!】

貫通入りのキャノン80門の至近弾は
ダウの装甲など紙の如く突き破る。

船体を一撃で吹き飛ばしダウ轟沈。


その刹那、
【ゴゴゴーーーン!!!】
激しい衝撃が船に響く!
なんだ接舷されたか!?

左後方から敵船が接舷し斬り込んできた
2020120311052789e.jpg

「白兵戦準備!」

――――ナメるなよ、

君達が今まで相手してきた商船とは一味違うぞ?

「行っけー!!!!!!!」

ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ

突撃、突撃、突撃!
200人からなる波状攻撃!

遠慮せず受け取ってもええんやで?

さすがの敵も耐えられず
敵の船員が残り13人になったところで

敵は白旗を上げた


その間に残る2隻は撃沈。
さすがはラナンさん仕事が早い。



【戦闘終結】


襲われた商用キャラックの船員は
残念ながら全滅みたいだ。

間に合わなかったか、残念だ……

戦利品は幾ばくかの金品と絹の生地が100反。
デミカルバリン大砲が36門付きの商用キャラック1隻と
拿捕したダウが1隻か


捕虜は13名を縄で縛ってダウに乗せ
2隻とも曳航(えいこう)する

佐渡で船と捕虜を高く売り付けよう


再び船を出航し

やっと日本列島が見えてきた!

今回は貿易港である長崎はスルーして、
日本海側にある佐渡ヶ島を目指す。



もうすぐだ!







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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)

第49話「カレー」

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第49話 「カレー」



レイリッタ達と港で別れ

途中で八百屋に寄り
リンゴを20樽、ジャガイモを10樽、
サツマイモ10樽注文し船に運んでもらい

シンシアと二人屋敷に戻る



シラセさんとカンツさんはまだ帰っておらず、
とりあえず部屋に。


急に色んなことがあって困惑するな

紙に書いて状況を確認しよう



―――――――――――――

◎アトランティスは蝦夷の北西に移動
◎うまいカレーが食べたい
◎うまいラーメン食べたい
◎ジンギスカン食べに行きたいね
◎佐渡の本間照詮(ほんましょうせん)様と交易
◎信長にサイン貰いに行きたい!
◎カッコいい船の名前をつけたい

―――――――――――――


ふむ、大事な事ばかりだ!w


もしかするとアトランティスは何日間か経つと移転する可能性がある。
これは出発を早めたほうが良いかもしれないな

2~4番はシンシアに丸投げしよう、そうしようw

照詮(しょうせん)様はどんな人かは判らないが、
交易品の品質は間違いなかった。

北海道に行く前の通り道だから寄ってみよう。
うまくいけば黄金郷(ジパング)との交易ルートができるし。


信長は生まれてるか判らん。
居るなら帰りにでも尾張に寄りたい


最後の突撃オスマンガレーの船名か。

レイリッタの『スレイプニール号』は
カッコいい名前だった。
憧れるわ~

う~ん、どうしようか……

そうだ!
昔のフレの名前を付けとこう

【プララーン号】に決定だ!

ガレー

『揺れない★正義』号も捨てがたいのだが
呪い殺されそうだからやめとこうw
うんうん!

…ん?
なんか急に背筋に寒気がするわw
((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル




そんな独り言をブツブツ言っていると、

メイドが晩餐の準備が整ったことを知らせに来た。


あー腹がへった
さっきのカレーが辛すぎて
あまり食べれなかったんだよな~


食堂に行くと全員集合していた


ディナーの前菜はステーキだ。

やった!お肉大好き♪


って前菜!?

「あー、うちは好きなもん頼めばすぐに作ってくれるぞ」

シラセさん、
朝もステーキ食べてたじゃないか

あんたは肉食獣かいw

「普通インドといったらカレーばかりかと思ってたんですが、
屋敷ではカレーは出ないんですね」


ステーキをがっつくシラセさん
「おう、カレーはもう飽きた!
スープカレーならたまに食べるがな」


なんだって!

「スープカレーが有るんですか!?」
シラセは側にいるメイドに注文する


「おうよ!食べてみろ」
メイドがスープカレーセットを持ってくる



芳(かぐわ)しいスパイスの香りが広がる
kare-.jpg

まさかインドに居ながら
北海道のスープカレーを食べることになるとはw

いただきます!

チキンは外はパリパリ、
中は柔らかくうまいです。
野菜たちは大きめでボリューム十分!

カボチャはホッコリ
オクラがあるとはビックリ
ニンジンは素朴な土の香り♪

そして、揚げゴボウがこれ最高!

「あー!なにこれ!
本場の味じゃないですか!うんまい~!」

シラセさんは胸を張って得意気だ
「調理人と試行錯誤の末、札幌の味を再現したんだわ!」

スープも、チキンも、野菜たちも、

どれもが非常に手の込んだ調理で
それが味と風味に反映されている。

極めつけはライス!
昼食べたカレーのお米とは雲泥の差

「このお米、もっちりしてる!」

「おう、いつもはパサパサのインディカ米だが
今日は特別に日の本から取り寄せた特別製だぜ!」

うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ★★★!!!!!!!

ガツガツ!
カレー、ご飯、カレー、ご飯!
泣きながら交互にガッつく


カレーは飲み物なんですw


「うんめぇ!ほんまうまいよ~!
マジ泣けるぅぅぅ!( ;∀;)」

すぐさま御代わりを頼む

「わかる、その気持ちわかるぞ!

俺もこちらに飛ばされて
あまりにも白米が恋しくてなぁ。
わざわざ米が取れるインドに来たんだわ」

ウンウンと頷(うなず)く

「心の友よ!」

シラセさんの両手をガッチリ握りしめ強く握手する


「ふははは!記憶が戻ったか?」



「未だに記憶は戻らないが本能が叫んでいるんだ!
こいつは同志だとっ!!」

少し照れながらシラセは握り返す
えがお!

「そうか、親しい者はラナンと呼ぶから
今度からラナンと呼びな」


「ありがとう!ラナンさん!」
そう言えば本名はラナン・シラセだったわ

「それと俺も旅に付き合うぞ。
カリカット支店は副会頭に任す。
もう会長には連絡して了承を得てるから安心しな」

背中をバンバン叩かれる

でも、痛いけど痛くないよ



「ラナンさんがついてきてくれて嬉しいです!
今日はとことん飲みましょう!」



乾杯!
(`・з・)ノU☆Uヽ(・ω・´)

ダーノにまた一人、

頼もしい仲間が増えた





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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)

第48話「レイリッタ」

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第48話 「レイリッタ」







支度をし二人で屋敷を出て
20分ほどでカリカットのメインストリートに出る



相変わらず人が溢れていて
隙間をぬっては物売り、物乞いがやってくる。

とにかく飛び込んでくる

景色から目が離せない。


もの凄い人の数、ゴミの散乱、

道や橋の下に寝転がる人々、

ボロボロの馬車、スラム街...

外を歩くだけでこんなに疲れる国は他に知らない。

でも、こんなに魅力的な国も、
他になかなか無いと思う。

インド……恐るべし


雑踏の中シンシアを庇(かば)いながら

なんとか交易所に辿り着いた。
やれやれ


店先には様々な交易品が並ぶ
こしょう

コショウ ジンジャー センナ クミン インド更紗 

インド藍 白檀  紅茶  麝香


色々あるな

おー!コショウだ!
懐かしい!

ゲーム内で商用ガレオンに乗って
初めてカリカットに来たときは嬉しかったなぁ

大喜びしてコショウ積んでさ。

コショウの売り相場は
あってないようなものなので売るのが楽だった。

商用ガレオンに満載して帰ってロンドンで売ると、
だいたい500万Dくらいの利益だったろうか。


でも最初の頃は火災対策なんてしてなかったから途中でいつも火災して

半分以上コショウが燃え消えてねぇ……

あの時はマジで凹んだわw


懐かしいのでコショウを200樽、紅茶200樽、

あと近くの香辛料屋さんでカレーに使う
ガラムマサラを50樽も買ってしまったw

シンシアに呆れられたが気にしない

いや、絶対会長喜ぶから!
自分もいるから問題なしw

店主に港のオスマンガレーまで配達してもらう。
いまなら丁度カンツさんがいるだろうし。


ぶらぶらと店を回っていると
店の端に怪しい雰囲気の露店を見つけた

「良かったら見ていってくんな」
202012041709254d5.jpg

赤いターバンを巻いた精悍な顔つきな親父だ

棚には様々な呪言が書かれた紙が並べられている

何なに、護符専門店か

「兄さん商人だろ?しけたツラしてんな。
安くしとくからこれ買ってきな!」

よくわからない護符だが
遭難したばかりだから験を担いでお守り替わりに購入する。

「毎度あり!海賊に襲われたら使うんだぞ」

へいへい。
水戸黄門ごっこで使うかな

控えい、控えおろう!ってなw

ひらひらと手を振りながら
護符を鞄に突っ込みその場を離れる




3時間くらい色々店を回って

さすがにシンシアも歩き疲れたようで、


お昼を食べに食堂に入ろう


程よく客も入っている
エスニックなお店を見つけ席を取る。


メニューを見て店員さんにチキンカレーを二つ注文して10分後、
芳ばしい匂いをした皿が運ばれてきた



おお!
カレーと一緒にあるのはご飯じゃないか!

一口食べてみるとご飯はインディカ米で、

パサパサした食感のなんとも残念な味だが
カレーに付けて食べると食べやすいのかも


温かいうちに本場のインドカレーをいただこう

「〜〜〜〜〜〜〜!!!」
シンシアは口を押さえて悶えている

シンシアは大袈裟だな

ではいただきま……




ひぃーー!!!!!!!!!!!

((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

なんじゃこれ!!!!辛い、辛すぎるよ

10辛(から)なんて目じゃない程の舌が痺れるレベル。


インド人はこんな辛いのよく毎日食べてるな

う〜ん、驚いた

これは蜂蜜と林檎が足りない
後で追加で買っておこう




ひーひー言いながら食べていたら、


後ろのテーブルで店員と揉めている
子持ちの三人組がいた。

どうやらポルトガル人みたいだ

インド諸語が通じないようだな


しょうがない

助けてあげようか、シンシアがw



「どうした?そこのお姉さんよ」
ポルトガル語で話しかける
酒場

綺麗な顔立ちのお嬢さんが
渡りに船とばかりに困り顔で助けを求める


「ああっ!ポルトガル語がわかりますか!?
料理を注文したくても全く通じなくて……」

「大丈夫だ。何が食べたいんだ?」

三人はシンシアが訳すメニューからカレーを選び、
シンシアが店員に注文する。

うむ、シンシア有能だな!


三人は注文したカレーが来るまで自己紹介する

「とても助かりました!
私はレイリッタ、こちらはロブロイ、
この子はシーナテルアーキと言います」 

三人は丁寧にお辞儀する

「どう致しまして。俺はウチダーノ、こちらはシンシア。
こんな異国の地だ、仲良くしないとな。

ところであんたらはどこから来たんだい?」
 

チャイを飲みながら情報収集だ
まだ口がピリピリするよ


「生まれはポルトガルですが、
ジパングのサドからゴアに行く途中で嵐に合い
カリカットに寄ったのです」

なんだと!?ジパングだって?
そう言えば子供がシーナテルアーキと日本名だな

「偶然だな。俺達もこれからジパングに向かうところなんだよ。
どこか良い商売相手は居なかったか?」

そう聞くと
レイリッタの目が一瞬光った気がするが…

レイリッタは懐から地図を取りだし説明する

「それならばこの地図にある小さな島サドの
オギ港にいる照詮(しょうせん)様が

大砲、砲弾、火薬、硝石、ワイン、砂糖、
野菜の苗など大量の交易品を持ってきて欲しいそうです」



シンシアはメモを取る
ふむふむ、だいたい揃っているな。
無いのは硝石と野菜の苗か。

「ほぅ、それは興味深い話だ。

佐渡の照詮(しょうせん)様だな?
取引にはなにか必要なのかな?」

「いえ、私(わたくし)の名前を言って頂ければ。
金での買取りもするようですが

日本刀や日の本の着物、蒔絵の漆器、水墨画、
仏像、清酒、和書物、竹細工、干し黒ナマコ、
干しアワビなどとも交換してもらえるようです」

ほう、武具、美術品、雑貨、酒類、乾物か
保存もきくしこれは興味深い。

「良かったら参考になにか見せて貰えるかな?」

「では港に停泊してある船まで見に来られますか?」

なんと!実物があるとは!

「そうさせて頂けるとありがたい」

三人は注文したカレーを
ひーひー言いながら食べ終わり、
5人で港へと向かう。


港にはキャラック船が停泊している。
なかなか良い船じゃないか

「この船は『スレイプニール号』と言います。
この船でポルトガルからジパングまで行きました」

なんと、こんな船でヨーロッパから日本(ジパング)まで行くとは。

このお嬢さんは見かけとは裏腹に
凄まじい行動力だな

「こちらが頂いたジパングでの交易品です。
干し黒ナマコ、干しアワビだけは
来る途中の澳門(マカオ)で売ってしまいました」

船内にある交易品を検分する
日本刀や着物、漆器、水墨画、仏像、清酒、和書物、竹細工など

素晴らしい一級品の数々だ!
これをヨーロッパに持ち帰れたら、ひと財産だぞ


「良いものを拝見できました。ありがとう!
ジパングに寄る際は必ず寄港しよう」

「我々はこれからリスボンに戻りますが、

佐渡に向かわれるなら
ぜひ大砲などを多目に積んで向かってほしい。

あとこの時期だとかなり冷え込むでしょうから
念のため防寒具をお持ちすると良いかと」

レイリッタ達はゴアに寄ってからボルトガルに帰るようだ




良かったら晩餐でも、と招待したが、
急ぐ道中らしいので断られた。

残念!

まだまだ聞きたいことがあったのだがしょうがない。


帰ってシラセさんに硝石があるか聞いてみよう







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第47話「カリカット 2」

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第47話 「カリカット 2」



仲間との再会を喜んだダーノ


ここはカリカットにあるマハラジャの邸宅を改装した東インド商会の屋敷である


泣かせ

「うぅぅ、仲間って良いもんだなぁ!」


シラセさんが貰い泣きしてるよ



シンシアもなんとか落ち着いてきたようだ




とりあえず今後の予定も決めなきゃ

「それでこれからの予定は?
目的地はジャカルタ沖だけどいつ出発しようか?」


シンシアがモジモジしながら話し出す

「…あのね、実は、
天球儀の光点が変わったの」

えっ!?なにそれ!?

「いったいなにがあったんだい?」


「理由は解らないけど
四日前に天球儀が一日中点滅したと思ったら
次の日、光が別の場所に変わったのさ★」

カンツさんはテーブルの上に置かれた天球儀をポンポン叩く

「ちょっと見せて」

天球儀をひっくり返し留め具を外し、
中を開き点検してみるが、
特に異常は見られない。

「中は壊れた訳じゃ無さそうだから
純粋にアトランティスの場所が移動したのか」

ふむ、都市まるごとの転移か。

「凄まじいエネルギーを消費するだろう。
普通はあり得ないことだ!

だが、信じるしかないのだな…」

シラセさんは難しい顔をして天球儀を見つめる

「ジャカルタ沖から、今度は日本の北海道、

いや、いまはジパングの蝦夷か。蝦夷の北西になるな。

またこれから寒くなる時に難儀な場所に……」


今は11月だから北海道辺りは雪がちらつく時期だ

いや、まてよ、
この時代は小氷河期のはずだから
かなり防寒に気をつけないと


「わかった。
準備もあるから三日後の早朝に出発しよう」

お互い頷(うなづ)きながら同意する

「そうだな。ダーノも疲れただろう。
今日はゆっくり休め」


シラセさんはメイドに指示をだし
部屋に案内される





部屋は大理石の床にインド風の天蓋付きのベットだ
64d9aa4059577030d1553d5792f0b6590c0fbf49_567904562c684_p_jpeg.jpg



ベットには絹のレースカーテンが囲ってあって
まるでお姫さまになった気分だわ

思ったより疲れてたんだな
ベットで横になったら睡魔、が……

ふぁあ.。oO


~~~~~~~~




目覚めたら見たことがない天井

フリフリのレースが素敵だな

朝から乙女な気分だわ

うぅ~ん

上半身を起き上がり軽く伸びをする


ぐ~~ぐるぐじゅごろぐろぐりゅ♪

えらい腹の虫が鳴いたわw

あ~、そっか。

無人島から救出されてから
昨夜は夕食も食べずに寝てしまったんだ


コンコン

どうぞ~

ピンクのサリーを着た褐色のメイドさんが入室する

「失礼致します。
ウチダーノ様、朝食のご準備が整いました」



さっそく一階の食堂に案内して貰う


通路には細やかなモザイクタイルの柱や
きらびやかな家具や調度品が並び、

伝統的なインドの内装とアンティーク家具を用いた装飾が施されていてとてもゴージャスだ
samode_palace.jpg

渡り廊下を通ると左右に
幾何学模様の庭園などがあり見応えがある。

庭に孔雀がいたよ!
後で触りにいこう


絵になる美しい庭園の散策も良さげだな。

食堂に行くと
もうみんな食べ始めていた


「おはよう~」


「「「おはよう!★♪」」」

シラセさんが横の椅子をバンバン叩き、
横に座るように促す

「おぅ、よく眠れたか?
昨夜は何も食べずに寝ただろ。
好きなもんいっぱい食べろよ~」

インドといったら普通はカレーかと思ってたら、

オーダー毎に焼いてくれるパンケーキや
オムレツなど普通に西洋食だわw

無人島生活では毎朝、
目玉焼きに大根だったから嬉しいな

ガツガツとパンケーキを無言で食べていると
隣ではシラセさんはステーキを朝から食べている。

「おぅ、あの無人島だが、
提督府に領有宣言を申請しておいたからな」

おお!早いな!
「マジっすか!?ありがとうございます!」

「いいって事よ。
まぁ間違いなく受理されるだろう。

あの島から採れたもんは纏(まと)まった数になったら
ロンドンの本店に送る定期便に載せておくから好きに使え」

「重(かさ)ねがさねありがとうございます!」
これで錬金や生産し放題だ。

目指せ夢の引きこもり生活★夢が広がるな!


「これからどうするつもりだ?」

「う~ん、天球儀は日本(ジパング)の蝦夷を指してた訳ですよね?

せっかくインドに来たので街を廻って
日本(ジパング)に持っていく交易品でも見に行きますわ」


なに持っていこうかな

「そうだな、このまま移動しなければいいのだが……。

そう言えば、
たしかマスケット銃とフランキ大砲積んできただろ?
少しわけてくれないか?」

「いいですよ。幾らいりますか?」

お、戦争か?
やるか!やっちゃうか!

「マスケット銃は700挺に玉は7万発、
大砲は50門に砲弾は500発譲ってくれ。
色は付けるぞ」

おー!
これだけあれば一都市は攻略できそうだな。


「いいですよ。船にあるので持っていってください」

「助かる。ここ最近海賊が増えたらしく、
自衛の火器が不足気味でな」

なんだ戦争じゃないのか
んじゃ船まで案内しなきゃ

「では僕が案内しましょう★」

カンツさんが船まで行ってくれるようだ

ではこちらは街に行こうかな

「んじゃ、シンシアはどうする?」

「私はどちらでも。
でもダーノ、インド諸語話せたっけ?」

あっ!そうだったw

「通訳についてきてください!
お願いしますシンシアお嬢様!」

――しょうがないわね


シンシアはそう呟きながら、少し嬉しそうだ







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第46話「カリカット 1」

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第46話 「カリカット 1」



シラセさんに救出されて
軍用ジーベックに乗り

無人島からだいたい三時間ほどで
カリカットが見えてきた


思ったより近かったんだね
これならイカダ作って脱出してもよかったかも



【インド カリカット】
カリカット


インド西海岸マラバール地方、
アラビア海に面した古くからの港市。



アラビア海をダウ船で往来する
ムスリム商人の重要な寄港地で、

やや南のコチンと共に香辛料の積出港である。


港にはサムプークや、
2020102510194986a.jpg

ガンジャダウ、
ジーベックなどが所狭(ところせま)しと並んでいる。




ここカリカットはホルムズ、アデン、イエメン、東アフリカの諸港を結び、

モルジブ諸島、セイロン島からベンガル湾をへて東南アジア、

さらには中国にむかう海上交通の要衝であった。

現在はポルトガルの統治下にあるようだ。


いまは船を下船し、
シラセさんを先頭に商会がある屋敷に移動中である。

馬車では人混みが凄すぎて進まないそうなので徒歩で。



初めてついたインドはとにかく緑色の世界


海は緑で、街全体も緑のフィルターをかけたようになっていて、
ヨーロッパの街とは全く違う雰囲気。


まず土ぼこりが凄い。

野良牛もいるし、野良犬も大量にいる。

モノ売りも物乞いもいて、
バクシーシ!バクシーシ!と煩いw

外を歩くときは細心の注意を払って歩く必要があって、
スリや置き引きが多発しているようだ

正直凄く疲れる。

本当に。




ただ、インドを彩る色の中でもっとも人目を引くのは、
やはり女性の衣装だろう。

特に南インドの女性は派手な色合いのサリーを好んで着るようだ。


まるで熱帯に住む極楽鳥のような色鮮やかな服を、
ハレの日だけでなく普段着としても着ている。

こし

肌は浅黒いのだが、とても艶やかで
無人島にいた自分には大変目の保養である!



けしからん、
その腰のくびれはけしからんぞ~★




そんな邪(よこしま)な妄想して移動していたら

かなり大きな、
まるで宮殿のような豪奢な屋敷に辿り着いた。

ダーバンを頭に巻き、麻の白いワイシャツを着た男性が扉の前で出迎えてくれる。


「お帰りなさいませ、シラセ様」


「ああ、皆は中かな?」

執事らしき男は恭(うやうや)しく応える

「先程みなさまお帰りなりました」

そうか、と呟き屋敷の中に入る



中に入ると、そこには……

「「ダーノ!!!」」


再開

シンシアとカンツさんが抱きついてきた!

うぼっ!
苦しい、苦しいよw


「ダーノ~!心配したんだぞぉ★」
カンツさんは鼻水と涙でグショグショだ

こらこら、俺の服で鼻水を噛むなw

反対側にはシンシアがアウアウ泣いている。

「ダーノごめんなさい!
私を庇(かば)ってくれてそのせいで……。
本当にごめんなさい!」

おいおい、泣き止みな


「シンシア、気にするな。
お前が居なくなると寂しくなるし会長が悲しむだろう」

「でも、嵐の中遭難したら普通は死ぬわ……」
まだぐずついている

「おいおい、俺は五体満足に帰還できたし、
逆に太って帰ってきたんだぞw」


ほれほれ♪
お腹をアピールあぴぃーるぅ!★

「そうね、肌の血色がかなり良いし、
日焼けもしてないってどう言うこと!?」


「ああ、それは島の食事が良くて食べ過ぎたんだわw
肌はアロエを塗ってたお陰さ」 

アロエは良いぞ!
胃痛に良し便秘に良し火傷や切り傷に良し
肌荒れやハゲにも利くぞ!

「はぁ~、でも、でも!私が……」

また泣き出したよ、
よしよし( *´・ω)/(;д; )


「気にするな、
仲間を助けるのは当然の事だ。

仲間1人救えない奴が船長なんてやれるかよ。

そうだろ、シンシア?」


真の仲間は、
災難に遭遇したときにはじめてわかる。

でも時には仲間に迷惑をかけたって、


もっと頼ってくれてエエんやで?

ニッコリ笑いかける


「無事に帰って来てくれてありがとう!」


「おかえり!ダーノ★」


「ただいま!」

二人をギュッと抱き締める


……あぁ、

やっと帰って来れた気がするわ


これが俺の仲間であり家族だよ!






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一日一回ぽちっとな♪( ´∀`)

第45話「救出」

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『大航海が夢の跡 ~まったりゆったり航海中♪~』



第45話 「救出」







無人島から無事救出され一息ついたダーノ。


島から採れたものを持ち帰ってきたが
かなりの量になった。

仕訳をして倉庫に纏めて仕舞う。


食料は置いておいても痛むので

アホウドリの卵と鶏肉を
船の料理担当にあげたら喜ばれた。

卵はどうやら貴重品らしい


片付けをして部屋に案内される途中、


がっしりとした体格の
壮年の男性が話しかけてきた


「久し振りだ!ダーノ。
あいさつ

エライ目にあったようだな」


ん?誰だ?


「すまない、何処かで会ったかな?」



キラーン★



――はっ!?殺気!?

その瞬間、

20201129113228eeb.jpg



【魔姦肛殺砲(まかんこうさっぽう)★】



「アッー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




がががががあががっがががががが



お尻が~~~~~~~~~~~~~~~!



ダーノは痙攣しながら床に這いつくばる



男は呟きながら
両手人差し指をフウフウ息を吹き掛ける。

「ツマラヌものを切ってしまった」


ダーノは白眼をむいて涙にヨダレに鼻水と
顔面が酷いことになっている



元から酷い顔が
よけい酷くなったようだ




男は盛大な溜め息をついた

「会長の手紙に書かれた通りだな。
俺はラナン・シラセだ。

同郷で東インド商会にずっといたぞ?酷いじゃないか」


ダメだ、反応がない。


ダーノは逝ける屍のようだw


「いかん、惜しい男を亡くした。

ちゃんと海に帰してやろう」


シラセはダーノを抱き抱えて、

海に放り投げた!


ドッパーン!

ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァー!



意識を取り戻し何とかロープをよじ登る



「あんた、酷いな!!」

危うく死にかけたわ


漂流先では楽しめて、

まさか救助先で殺され掛けるとは夢にも思わなんだw


「その意気や良し!」

がははは!っと豪快に笑いながら肩を叩く

酷ぇw

「改めて自己紹介しよう。儂はラナン・シラセ。
笑顔!!!!

東インド商会カリカット支店の会頭を勤めておる」

「ああ、ウチダーノだ。
覚えてなくてすまないな」

まだお尻が痛い。

尻が二つに割れたじゃないか!


四つに割れたらどうするんだw



「シンシア達がカリカットに助けを求めてきてな。
会長からの手紙と、
シンシアからの話しは聞いている。

ショックを与えたら治ると
手紙に書いていたからやったんだが効果は少なそうだな。

もう一発ヤっとくか?」


犯人は会長かw



「変な性癖に目覚めたらどうするんだ。

危うく別の世界の扉が開くところだったぞ」



クネクネと内股のダーノなんて誰得やw



シラセは両手を握り

20201129113058ea1.jpg

人差し指だけを立てて残念そうにしている




「そうか、残念だな。

今度は自慢の『GAYボルグ』で
トドメをさしてやろうと思ってたのにのぅ」


トドメをさしてどうするw

勘弁してくれよ


あ、そうだ!

「すまないが、この島を管理して貰えないか?

赤色鉱石や白い鉱石、他では見られない貴重な産物が取れるんだ」


シラセに島で取ってきた物を見せる



「なんだと!?大発見じゃないか!

すぐにカリカットにある提督府に
領有宣言を申請しよう」

シラセは船員たちに指示をだし
10人ほど島に残すようだ。

「よし、準備は整った!カリカットに帰港だ」




ふぅ、これでやっとシンシア達に会えるな





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第44話「サバイバル 2」

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第44話 「サバイバル 2」






ふわぁ(´つω・。)

今朝は羽毛で作った布団でお目覚め。

あぁ、よく寝た


あれから7日が過ぎて8日目ですわ




危険は無さそうなので
こやかんせい

海岸に程近い平地に小屋を作りました


やればできる子なのですよ、ダーノはw



まだまだ足りないものだらけですが

乾燥させていたアホウドリの羽根を
縫い合わせて敷物や羽毛布団にしました

ロンドンに居たときよりも快適かも?

ちょっと慣れてきた自分が怖いw


のそのそと布団から這い出て
海岸へ向かう



飲水は先日湧き水を見つけたので
その場所に石や砂と木炭で作った濾過装置を設置して水の確保は万全だ。



朝飯は竃の上に薄い石をフライパン替わりに乗せ
卵二個を焼いて目玉焼きと
自生していた大根を丸かじり。

アホウドリの卵は普通に美味しいです




救助船に見つけてもらえるよう
日課にしている狼煙(のろし)を焚いておき崖に向かう

アホウドリは幾らでもいるので
少し多目に捕まえて砂浜に戻る。

血抜きをして羽根をむしり

肉は乾燥して保存し
脂肪は灯油に用いて明かりにしよう。


せっせと生産してたらかなりの保存食ができた

これだけあれば食料は当分は安心だな。


色々作ってたら
なんだか楽しくなってきたじゃないかー!


物がなければ作ればいいのだよ

生産職人はどこにいっても
やることは変わらないしね



あれから島を探索したのだが
島を一周するとだいたい4時間で回れた

剣スコップを構え慎重に進んだが
どうやらこの島には肉食獣は居ないようだ

探索した結果、
砂浜の反対側には大量のサトウキビとバナナが自生していた。

これで砂糖を確保できる
甘味は大事よ!

バナナを歯で噛(か)んで桶に戻す、
人体の酵素を利用した噛み酒なら簡単だし、

絞った後のサトウキビのカスを発酵させてラム酒ができる。

酒があれば生きられる!

酒は百薬の長だよ!


そんなことを考えながら
サトウキビをガシガシかじる

うん、甘くて美味しい♪

気分はパンダだわw



そして山側では
鉄鉱石や銅鉱石、各種色鉱石が大量に掘れた。

軍船を直す材料になる白い鉱石は、

ロンドンで15000Dの高値で売れる貴重品だ

それがゴロゴロあるよ

これだけで一財産になる、

…が、どうやって持ち帰ろうかw


あと野生のヤギがいたのでつがいで連れ帰る

ヤギ乳が取れるしヤギのチーズや
高級毛皮を作るためだ


他にも、
木の実、樹脂、ミツバチの巣、オリーブ、キョウニンも見つけた。
20201122104736913.jpg

大収穫だよ!!!


ざっと計算しても
ヤギ+植物油⇒高級毛皮
赤鉱石⇒高級ルビー
20201122104738422.jpg
緑鉱石+鉄鉱石⇒強化鋼
巨大な葉⇒高級染料
丸太⇒手桶
白鉱石+丸太+鉄鉱石(鉄材)⇒名工大工道具
サトウキビ⇒砂糖
サトウキビの絞りかす+水⇒ラム酒
色々と作れそう。

ああ、夢が拡がる!( 〃▽〃)

この島は生産職人にとっては楽園だわ★

遭難した時はどうなるかと思ったけど
災い転じて福となったようだ。



あ~海が綺麗だな~

エメラルドグリーンの海に白い砂浜、
20201122102904e84.jpg

抜けるような蒼い空に心地よい浜風~


うーん、

このままここで暮らすのも悪くないかな~




あれ?
なんか忘れてるような?




んんんん!


そうだ、そうだよ!
アトランティスを探さなきゃ!


キキさんやリンドウさんの奥さん、
ミャーさんを探す旅をしてたじゃないか!




いかんな、
毎日が命懸けのサバイバルだったから
気が張り詰め過ぎて忘れてたわw



どうしようか

丸太を組んでイカダを作るかな
帆はアホウドリの羽根を組み合わせて作ればいいし、
それなら方位磁石も作らなきゃ


そんな妄想をしていたら、


遠い地平線に船影が見える!

おお!ちゃんす!

急いで狼煙(のろし)の数を増やし

『おおーい!助けてくれ~!!』

両腕を降り大声で助けを乞(こ)う



気づいたようだ!
一直線にこちらに向かってくる。


軍用ジーベックらしき船は沖に停泊し、

船からカッターボートが近づいてきた


『そこにいるのはダーノさんか~!?』


おお!味方か!

どうやらシンシア達が捜索隊を出してくれたようだ


早速いままで収穫した物をまとめてボートに乗り

8日間お世話になった無人島を後にする










無事船の甲板に乗船したその時、




がっしりとした体格の
壮年の男性が話しかけてきた

であい

「久し振りだ!ダーノ。
エライ目にあったようだな」


ん?誰だ?



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第43話「サバイバル 1」

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第43話 「サバイバル 1」











うっ……

 


…ここは?



先程のサイクロンが嘘のような穏やかな海に


左右には白浜が遠くまで続く

スコップ


目の前には鬱蒼(うっそう)としたジャングルが延々と広がる。



俺は投げ出されたシンシアを庇(かば)い、


替わりに俺は荒波の海に投げ出されたはずだが、
どうやら悪運は強いようだ


幸い身体に異常はみられない。



持ち物は
火打ち石にナイフ、水筒、2日分の非常食、剣スコップ。

前回のエジプトでの経験から
肌身離さず持ち歩いている

教訓が活かされたね!

何もない無人島で生き抜くために一番大切なことは何か。
それは「水」そして「食料」の確保である

食料がなくても人間は1週間は生きられるが、
水を摂らないとたった3日ほどで簡単に死んでしまう。

まずは水探しに出かけよう。


白浜を過ぎ、磯場を歩く。
なにもないな

そのまま進むと河口が見えてきた

これはありがたい!
川上に上がれば真水が飲める


川沿いに上がっていき

石を積み上げた簡易な竃を作り
枯れた枝を拾い集め火を起こして
剣スコップのへこんだ所に川の水を煮沸(しゃふつ)する。

野生動物が多くいる場所の川の水は、
基本沸騰してから飲まないと赤痢だか何だかになって危険なはず。

ダーノの胃袋でもきっと危険! 


煮沸した水を水筒に移す

うん、飲める!

ちなみに、
どんなに喉が渇いても決して海水を飲んではいけない。

海水は血中の塩分濃度が上がり、
それを正常に戻そうと腎臓が体の水分を使って調整するため

さらに喉が渇くと言う悪循環に陥り、
最悪の場合死に至る。

「海水を飲むくらいなら尿を飲め」
とは戦時中、南の島で苦しんだ兵隊たちにも徹底して言われていたことだそうだ。

とりあえずは
尿を飲む羽目にはならなくて済んで良かった。




そろそろ日が暮れてきたので
今日のところは寝る場所の確保かな


剣スコップのノコギリ部で細い木を何本も切り倒す。
木に巻き付いた蔦(ツタ)をナイフで切りロープを確保




まずは150㎝くらいの大黒柱を立て
三本の支柱を結び合わせ三角形にし、
大きな葉っぱを蔦で繋ぎ合わせて周りを覆う。
これでテントの完成だ!

このままでは寝れないので
長椅子タイプのベットを作る

最後にテントの中で焚き火をして除虫だ

これで多少は虫対策になるだろう



これでやっと一息つける。

非常食のビスケットは
海水でふやけていたがなんとか食べれる。

塩味がきいているな

水と寝床は確保したから明日は食料だ。


ふー

なんだかドッと疲れが押し寄せてくる

こんな事になるなんて夢にも思わなかったわ。

いかん、眠気が…

今夜はもう眠るとしよう……





~~~~~~~~~~






ふわぁ~~~、


あーカラダがバキバキする


さすがに木のベットは初めての経験だわw





まずは川に行き水を煮沸して水筒に水を補給する。

水は大事!

川沿いに河口に下り砂利浜や磯場を散策。

そこで次々と海の恩恵を受ける。

「マツバガイGET!
お、イシダタミガイもあるやん!ツワブキも〜♪」

誰も採る人が居ないから取り放題だ



更に崖っぷちを散策すると、

20201122102904f4d.jpg

あった!
アホウドリの巣だ。

こいつらは人に慣れていないため簡単に捕まえれた。
巣には卵があったのでついでに頂いていこう。


なかなか豊かな島だな
食料には不便しなさそうだ。


収穫した物をリュックに入れ砂浜に移動する




荷物を降ろし
乾燥した枝と四角い石を何回かにわけて
砂浜に持っていき簡易な竃を製作

火打ち石で慎重に息を吹き掛けながら枝に火を移す。

火が着いたのを確認したら
剣スコップを洗い、
剣スコップの窪んだ所に海水を貯めて
カラカラになるまで沸騰させて塩を作る。

これを何回かして多目に塩を確保できた。

塩がないと味気無いからな。

これだけの作業で昼過ぎたわ。


非常食をボリボリ食べる


砂浜で焚き火をして狼煙がわりにすれば
それだけ救援されやすいだろう。

ついでにここを領有宣言してダーノ島と名付けようか。

そうと決めたら

砂浜に大きな石で文字を書こう。

そうしよう!そうしよう!

【神聖モテモテ王国ダーノ島】

……っと。

「よっしゃ~~~!

これでこの島は俺のもんじゃ~~~!」



うん、やってみたかったんだw


こういう無人島に漂流した時は

メンタルを如何に維持するかが肝要だと
サバイバル本に書いていたんだよな。

学生時代の時に付箋してまで読んでました!
勉強そっちのけでw

あの時はノストルダムスの大予言が盛んに言われ、
世紀末に滅びが来ると本気で信じてサバイバルの本を読み漁り、

非常食やナイフを準備したりと、

いま考えたらアホな事してたけど、
まさかこうやって役に立つ日が来るとはw

そんな事を考えつつ、
捕まえてきたアホウドリの羽根をむしる。

ぶちぶちぶち

この羽根は洗ってから乾燥させておく。

羽根をむしった鳥を逆さまにして木に吊るし
首をナイフで切り血抜きする。

ほんとは締めたらすぐに血抜きしないといけないんだけど忘れてましたw

次からはすぐに血抜きしよう

おしりから包丁を入れ、
肛門を抉(えぐ)って内蔵を出していく


血が一番食中毒とかになりやすいようなので、洗ってキレイに。


ここまでの作業だけで
もう辺りは薄暗くなってきた。


枝で突き刺して塩を振りかけジックリと焼く

同時進行で先程採ったマツバガイ、イシダタミガイ、ツワブキをスコップの上で焼く。

お次は、内蔵。
こちらは枝をナイフで削った串に刺して焼き鳥に。
食べれるところは全て食べます!

よーく洗って、塩水につけておきます。



塩水から出して、串に刺していきます。
肝臓(レバー)、砂肝(すなぎも)、心臓(ハツ)、軟骨

一気に焼き鳥っぽくなった!



こう考えると「焼き鳥」ってほんとに
無駄のない食べ物だなあ…、と感心。

これ、もし火打石が無かったら全部生で食べる事になるんだよねw

備えてて本当に良かった!


鳥の丸焼きが焼きあがり、がぶりつく

うめえ~!


満天の夜空の下にある砂浜で大の字に寝そべる。

輝く星の海を眺めながら、
砂肝、軟骨、心臓(はつ)を食べる。


この星空を独り占め……
20201122102900e0e.jpg

何と言う贅沢だ!




串焼きも貝もいける!

塩味だけなのに旨いぞ、


常温日本酒飲みたいなー
七味つけて食べたいなー

シメは蕎麦屋かな〜

くっ、
こんちくしょう…


旨すぎて涙が出たわ…



俺は負けん!


ピラミッドでも生き残ったんだ



何としてでも生き残り

うまい酒を飲んでやる!








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第42話「サイクロン」

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第42話 「サイクロン」








宝石鉱山で一攫千金を狙ったのだが

赤字に筋肉痛と
泣きっ面に蜂のダーノ一行。



失意の内にケープを出港し
次はカリカットを目指す。




船は左手に見える喜望峰を越え
マダガスカル沖に入った


「インドからヨーロッパに帰るときに

マダガスカル島をよく喜望峰と間違えましたわw」
202011091012427c6.jpg


カンツさんは苦笑いする

この季節は逆風のせいで風足が鈍いが
オスマンガレーの漕ぎ足には影響なしだ。

これが商用ガレオンだと
なかなか進まず往生するとこなんだよねw

しかも赤道上は暑いので水が腐りやすいから
この間はエライ目にあった

今度は水が腐りにくくするように

ケーブで手に入れた備長炭に似た木炭を
煮沸消毒して乾かしてから

水やワインの樽の中に入れておく。

これで多少は腐りにくくなるだろう





航海は順調である

天気が良いので手の空いた船員には
食料になる釣りを推奨する

良い気分転換になるしね

俺は暇な時間を見つけては
鉱山で採掘した宝石原石をどうにかして高く売れないかと、
見よう見まねで自分で研磨する。

う~ん、上手くできないな
カリカットで研磨の本を手に入れよう




おおむね平和である






――――だが、




その平和は
南西インド洋に入ると急激に一転した


先程までの平安な水面は嘘のように急変し、
波は激しく打ち付ける

砂漠からの乾いたモンスーンと呼ばれる季節風などの影響で起こる
taihuu.jpg

サイクロンだ!

素早く船員に指示し帆を畳んで
錨を下ろして停泊する。

うまくやり過ごせればいいのだが…


激しい風を受けて傾きながら

波が横腹を打つたびに、
さらに傾いて横倒しに近くなる。


大波は数メートルも船体を持ち上げて、

次の瞬間、
一気に船底の下を通り過ぎ
船は波の頂上から谷間に激しく落下する。


波の頂上から谷底に投げ落とされ、

船底を通った着水の衝撃が
背骨を痛いほどに強打する。

船室の外では暗闇に人を脅迫するような不気味な風の声。

どこに向かっているのか方向が狂う

外に出て、方角を探すことは出来ない

波に打たれて落水しても、
助けてくれる人は誰もいないのだ。




早く嵐が過ぎ去って欲しい




~~~~~~~~~~




どのくらい時間がたったのかわからないが
無限に感じたあの恐怖は今はもう感じない



どうやら先程の激しい暴風雨は過ぎ去ったのか

雨もどうやら止んだようだな


シンシアが船室の扉を開けて、
少し顔を出す。



――すると、


すぐ横の海面が本物の丘のように高く盛り上がり、

頭上に真っ白く泡立って崩れてきた!

高波

高波だ!




「危ない!」
叫んでハッチを閉めようとするが

波の直撃を受けた船は、

ほとんど真横に倒された。


なんとか船体は持ち直すも

シンシアの体は外に跳ね飛ばされ、

身体は宙に浮き、
このままでは海に投げ出される!




「シンシア!」





その刹那、
俺は電光石火の動きでシンシアの腕を咄嗟(とっさ)に掴み

なんとか部屋の中に放り投げる!


助かって良かった……



…ただ、


その反動で、



俺は海に投げ出された……



「ダーノ!!!」







シンシアの悲痛な声が響き渡る……




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第41話「宝石鉱山」

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第41話 「宝石鉱山」





アルギンを出港し、
南西に舵を向け次はケープを目指す。


初心者航海士なら大陸を左にみて海賊に怯えながら徐々に南下して行くのだろうが、

この船は商会が揃えたベテラン船員が200人もいるので
安心して近道ができる。



水と食料を節約しながら黄金海岸沖を抜けると、
赤道を越え南大西洋に至る


途中で水が腐ってくるアクシデントに見舞われるも
ワインと酒宴スキルを活用して
船員の不満を発散させその場を乗り切る。


これベテラン船員だからいいけど、
見習い船員なら反乱興されて縛り首コースだわw

危ないあぶない

暑い地域は水や食料が腐る前提で考えよう




アルギンを出て5日目、
なんとかケープの街並みが見えてきた。

ケープ

【南アフリカ ケープ】

5日ぶりの陸上に船員たちも喜んでいるようだ。

早速宿を取り
酒場で面白い話はないかと

看板娘のアリデスおばちゃんに聞き込むと、

「この町の近くで宝石が採れるみたいだよ。
あんた、ガリガリじゃないか、ちゃんとご飯食べてるのかい?
ほら、これもお食べ!

20201122093438563.jpg

そうだ、うちの娘の婿にどうだい?」

カンツさんはモテモテだ!

なんとこの町の近くに
宝石が採れる鉱山が見つかったようだ


宝石の原石が
簡単に採れてがっぽりウハウハらしい


ちょっと見に行ってみようかな。



翌日、ドミンゴに船を見てもらい

3人で噂の宝石鉱山を見学しに山を登る。


入口


受付で採掘料一人三万Dを支払いピッケルをレンタルし、


坑道を通り奥まで進むと
広大な踊り場に突き当たった

ここで測量しながら探索すると
6種類の大小様々な宝石原石が掘れるようで



探索熟練者ほどよく採れるみたい
金張り


「簡単に採れますね★うはー!こりゃ楽しいー!!」

カンツさんは興奮しながらピッケルをガンガン振るう

「こんなに簡単に宝石が採れるなんて!」

シンシアの目が血走っているw


三人とも黙々とピッケルを降り続け

五時間ほどたち
思ったより早く袋一杯の原石が貯まった。

ただ、
噂の「プラチナ鉱石」がねぇ……

この鉱山からでるプラチナ鉱石は一番のレア級で
高級プラチナや最高級プラチナに加工すると色々と錬金術の素材になるようだが
これがマジで採れないww

2時間に1個採れれば御の字って感じらしい

しかもプラチナを加工する職人はケープに居なくてルアンダにいるとかw

ケープに拉致ってくればいいのにw


結局プラチナは1個しか採れなかったけど、

他の宝石の原石は400個近く採れた。

三人でケープの交易所に
ワクワクしながら原石を持ち込む。


「1000万D位はいくんじゃないですか~★」

「いえいえ!1800万はいくはずよ!」
シンシアの目はキラキラ輝いている

シンシア?
キャラ変わってないかw

ふふふ
三人揃ってドキドキするね★



「お待たせしました。
この度の買い取り金額は……」

交易所の商人から
買い取り金額を提示される…


【1個200D★】

400個あっても『8万D』

入場料一人三万引くと、

赤字じゃん!!!!



はぁ~

あまりの買取りの安さに売らずに持ち帰る。

とんだくたびれ儲けでしたわ



ガッカリしながら酒場に戻り
珍しく三人で自棄(やけ)酒を呑みまくる

カンツさんはまたもやアリデスさんにモテモテだw


次の日は三人とも仲良く
全身の筋肉痛と二日酔いに襲われ
一日動けずじまい。

「背中痛い~足も痛い~腰がもげる~★」
「あーもうダメ!誰かマッサージして~!」
「身体が~頭が~あががががががががが!」


「「「もう二度とあの鉱山には行かない!!!!!!!!」」」


ベットの上で
固く誓いあった三人であった。


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プロフィール

うちだーの

Author:うちだーの


縺セ縺医☆縺ィ繧浩convert_20160229100712
(ラビ師匠作)

大航海時代A鯖
名前:ウチダーノ
国籍:イングランド

ロンドン
英・東インド会社商会所属

第6代目 会長 →副会長

おもに平日お昼に生息してます
ただいま商会員募集中♪

◎A鯖定期バザー
①毎月 1日22時 
チュニスマーケット
②毎月第一月曜日21時 
ヴェネ祭り
③毎月17日21時 
ジェノババザー
④毎月第三土曜日21時 
アムスバザー

◎E鯖定期バザー
①毎月第一金曜日22時 
アムステルダム定例バザー
②毎月第一土曜日21時 
フリーマーケットinセビリア・セビリアオークション
③毎月第二土曜日20時 
海一バザー
④毎月第二・四日曜日20時 
マルセイユ日曜市



20150125210846928s_convert_20150126115238.jpg
(☆彩香さん作)

giren3s_convert_20150612115018.png
(ダニエリさん作)

2015081412413240fs.png
ラビさん作

集合写真
らびさん作

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ラビさん作

20161129093501e0e.png
らびさん作


自画像
クレーさん作

20161222233252e81.png
ひーさん作

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